聖 油

カトリック平塚教会報 第111号 2018年 4月 1日発行 平塚教会主任司祭 トーマス・テハン 今年は、横浜教区の各教会で、聖油を迎える行事が初めて行われます。それは、聖木曜日のミサのはじめに行われます。聖油には、聖香 …

言葉は肉となって、わたしたちの間に宿られた

カトリック平塚教会報 第110号 2017年 12月 24日発行 平塚教会主任司祭 トーマス・テハン 今年、「The SHACK」という小説を原作とした映画(邦題「アメイジング・ ジャーニー 神の小屋より」)が公開されま …

私の魂は主をあがめます

カトリック平塚教会報 第109号 2017年 8月 13日発行 平塚教会主任司祭 トーマス・テハン 典礼の暦の中で、聖母の被昇天の祝日は、厳粛な祝いがほとんどない時期にやってきます。日本では家族と一緒に過ごすために、多く …

闇の中の光

カトリック平塚教会報 第108号 2017年 4月 16日発行 平塚教会主任司祭 トーマス・テハン みなさん、復活祭を心よりお祝い申し上げます。イースターは教会の暦の中で最も大きなお祝いです。それは光の祭日と言われていま …

お祝いについて思うこと

カトリック平塚教会報 第107号 2016年 12月 24日発行 平塚教会主任司祭 トーマス・テハン 2016年も間もなく終わり、新しい年が始まろうとしています。12月21日の司祭叙階50周年(金祝)、クリスマス、新年元 …

主に応えること

カトリック平塚教会報 第106号 2016年 7月 30日発行 平塚教会主任司祭 トーマス・テハン 聖母の被昇天の祝日を迎えるにあたり、聖母マリアが、恵み豊かな神の御子の母になるという神の思し召しにどう応えたかについて、 …

慈しみ

カトリック平塚教会報 第105号 2016年 4月 1日発行 平塚教会主任司祭 トーマス・テハン 四旬節は、イエスの受難、死、復活をともにすることで、気持ちを新たにするように求められている時期です。聖書には、四旬節の過ご …

クリスマスの贈り物

カトリック平塚教会報 第104号 2015年 12月 24日発行 平塚教会主任司祭 トーマス・テハン 毎年、クリスマスの準備というと、私たちはクリスマスカードや贈り物の用意を思い浮かべます。商業化された現代のクリスマスは …

新たな経験

カトリック平塚教会報 第103号 2015年 8月 9日発行 主任司祭 トーマス・テハン 私は火葬のあと、遺骨を骨壷に入れるまで居残ることはめったにありません。私が特別な食事制限をしていることも、その理由のひとつです。た …

愛の力

カトリック平塚教会報 第102号 2015年 4月 5日発行 平塚教会主任司祭 トーマス・テハン 人生の中で目にする普通のことが、愛の力によって、時に特別なものにかわることがあります。あるひとつの病院へ2度訪問した時の経 …

神はわれらと 共にいます

カトリック平塚教会報 第101号 2014年 12月 24日発行 平塚教会主任司祭 トーマス・テハン 年を重ねるにつれて、クリスマスの時期が年々早くやってくるような気がします。 いつものように、願わくばみなさんがクリスマ …

堅信

カトリック平塚教会報 第100号 2014年 8月 10日発行 平塚教会主任司祭 トーマス・テハン 今年の11月9日、第6地区の教会がここ平塚教会に集まって、合同で堅信のお祝いをします。合同堅信式は4年ぶりです。今年は、 …

復活祭の神秘

カトリック平塚教会報 第99号 2014年 4月 20日発行 平塚教会主任司祭 トーマス・テハン 天地創造のときから、自然は人間にとって様々なことを教えてくれる偉大な教科書です。私たちには、春、夏、秋、冬という慣れ親しん …

視点の転換

カトリック平塚教会報 第98号 2013年 12月 24日発行 平塚教会主任司祭 トーマス・テハン ある朝、私は部屋の中で、ふだん座っている椅子ではなく、もう一つ別の椅子に腰かけてみました。冬の時期、日だまりに座ることで …

聖母被昇天の奇跡

カトリック平塚教会報 第97号 2013年 8月 11日発行 平塚教会主任司祭 トーマス・テハン 毎年、私たちは「聖母マリアの被昇天」を祝います。教会の暦の中では、多くの人々が祝う主要な祝日です。 聖母マリアが地上での生 …

新教皇はなぜフランシスコと名乗られたか

カトリック平塚教会報 第96号 2013年 3月 31日発行 新教皇がフランシスコと名乗られた理由を、教皇ご自身の談話から引用させていただきます。 ローマ司教がなぜフランシスコと名乗ることを望んだのか分からないかたもおら …