ミサのお知らせ

貧しい人は、幸いである、神の国はあなたがたのものだからである(ルカ6・20より)

【本日の聖書朗読箇所についての解説】
◯『聖書と典礼』表紙絵解説 オリエンス宗教研究所
◯女子パウロ会 ラウダーテ
◯福音のヒント 幸田和生元カトリック東京大司教区司教

2025.2.16

09:30 テハン神父様司式
14:00 英語ミサ

【 本日の予定 】
ミサ後、ミャンマー支援ミニ・バザー、初聖体クラス(第3集会室)

本日16日ミサ後ミャンマー支援の為のミニ・バザーを行います

マーマレードと、イースター小物、雑貨等があります。どうぞ皆様お立ち寄りください。
ミャンマーを支援する会 長野文

2月23日(日)お茶会をします

お庭とコロンバンルームで行います。お待ちしています。(行事部)

昨年の枝を回収します

灰の水曜日の灰作りのため、昨年の枝を聖堂入口の箱へお入れください。
(2月9日(日)~2月23日(日))

灰の水曜日のミサのご案内

3月5日(水)19:30から行います(※大磯教会は11:00~)

教会報

カトリック平塚教会報(第131号)

能登地震災害 緊急支援募金について(カリタスジャパン)

2024年1月に発生した地震被害からの復旧中であった能登半島北部が、9月21日の豪雨災害で再び大きな被害に見舞われました。これを受け、カリタスジャパンが能登地震緊急募金の支援対象に今回の豪雨災害を加えたことをお知らせします。募金の方法等は、リンク先のカリタスジャパンのホームページをご参照ください。引き続き、皆様のご支援をお願いします。
カリタスジャパンサイト:能登地震災害緊急支援募金
           :能登豪雨災害支援について
           :募金受付PDF
また、被災当該教区である名古屋教区から被災の状況や募金についての情報がホームページ内で公開されております。
名古屋教区ホームページ

能登半島地震被災地の皆さんのためにお祈りいたしましょう
父である神よ、
すべての人に限りないいつくしみを注いでくださるあなたに、
希望と信頼をこめて祈ります。
災害によって、苦しい生活を送り、
不安な日々を過ごす人々の心を照らし、
希望を失うことがないよう支えてください。
また、亡くなられた人々には、永遠の安らぎをお与えください。
すべての人の苦しみを担われたキリストが
いつもともにいてくださることを、
祈りと行動によってあかしできますように。
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

more

ミサ ライブ

ミサに授かれなかった方たちに・・・ライブ配信の映像をご覧ください。

はじめての教会

お入りになっての感想はいかがでしょうか。
ここはいつでも、誰でも、自由に入れます。心静かに、神に語りかけてみませんか。

はじめてのミサ

いつも教会の前を通ると、あの建物の中はどうなっているんだろうと想像していたけど・・・

カトリック平塚教会
ミサのご案内

access
ミサ 主日(毎週 日曜日)9:30 から
平日(毎週 金曜日)10:00 から
Mass in English 1st and 3rd Sunday frome 14:00
Misa en Español Segundo Domingo à partir de 14:00

Information

  • 2025年世界病者の日メッセージ
  • 2025年 聖年
  • オンライン版『教会の祈り』の公開について
  • 第3回謝恩価格本フェアが開催されます 2/21-23
  • 2025年「性虐待被害者のための祈りと償いの日」にあたって
  • 2024年 能登半島地震 情報ページ
  • 平和を求める祈り
合同入信志願式のお知らせ

横浜教区では、2025年4月19日(土)の復活徹夜祭に入信の秘跡を受ける求道者の方々のために、例年のとおり、四旬節第1主日の3月9日(日)、梅村昌弘司教司式による「合同入信志願式」が「ことばの典礼」により下記のとおり行われます。
日 時:2025年3月9日(日)15:00(受付14:00~)
場 所:カトリック藤沢教会(藤沢市鵠沼石上1-1-17)
司 式:梅村昌弘司教
申込期限:2月23日(日)※申込要領や詳細は、PDFファイルをご参照ください。
※藤沢教会には補聴のためのアシストフォンが設置されています。ただし、レシーバーに限りがありますのでご利用希望者は、各教会よりレシーバーをご持参ください
2025合同入信志願式案内.pdf

2025年の通常聖年について

教皇フランシスコは、2024年5月9日、2025年の聖年を布告する大勅書「希望は欺かない」を発表しました。大勅書には2024年12月29日の聖家族の祝日に日本も含めたすべての司教座聖堂において、聖年の荘厳な開幕としてのミサを捧げました。また、聖年の横浜教区における巡礼指定教会についても、教区長より決定がなされましたので、併せてお知らせします。
【巡礼指定教会】山手司教座聖堂(カトリック山手教会)
※巡礼によって得られる免償についての規定は、以下、カトリック中央協議会公式ウェブサイトをご参照ください。
教皇フランシスコにより発表 された 2025 年の通常聖年の間に与えられる免償に関する教令
教皇フランシスコ、「2025年通常聖年公布の大勅書希望は欺かない」

横浜教区カテキスタ会 公開講座 動画公開について

YCK横浜教区カテキスタ会より、お知らせをいただきました。
2024年11月16日(土)に開催された公開講座の様子が、YouTubeで公開されました。
以下のURLからご覧いただけます。
「2025年 聖年に向けて〜希望の巡礼者として生きる〜」ホアン・アイダル神父
動画視聴はこちら

『見よ、それはきわめてよかった―総合的なエコロジーへの招き』出版記念シンポジウム 動画公開のお知らせ)

2024年9月7日(土)に行われた、日本カトリック司教団文書『見よ、それはきわめてよかった―総合的なエコロジーへの招き』出版記念シンポジウムの動画が、カトリック東京大司教区のYouTubeチャンネルで公開されましたのでお知らせいたします。
動画視聴はこちら

「若い人が教会に居ない」って本当?小さかったあの頃、親と一緒に行った日曜日の教会。あの頃の友達は最近どうしてるのかなぁ?大人になって初めて出会った信仰。
教会でなかなか同世代の人に会えなくて…よく聞きます!でも…実は教会にはたくさんの青年が居るんです!自分の教会、地域、全国で信仰を中心に青年たちは出会い、どんどんつながりを深めています。そしていつも新しいつながりを歓迎しています。

2025年聖年「青年の祝祭」公式巡礼団 参加募集のお知らせ   

カトリック中央協議会より、2025年聖年「青年の祝祭」公式巡礼団への参加募集のお知らせがありました。
詳細は、以下からカトリック中央協議会のページにアクセスできますので、ご確認ください。
※カトリック中央協議会:詳細はこちら 
2025年聖年「青年の祝祭」公式巡礼団チラシ

第48回 ネットワークミーティング in 横浜について(2025年2月22日~23日) 

全国のカトリックの青年を対象とした交流と情報交換の場であるネットワークミーティング(NWM)が、来年2月に横浜で開催されます。
テーマ:「GOTEMBA de OTEMBA」
日 時:2025年2月22日(土)13:00集合~ 23日(日)15:30解散予定
会 場:国際青少年センター YMCA東山荘
    〒412-0024 静岡県御殿場市東山1052
対 象:18歳以上の青年(高校生不可)
参加費:学生6,000円 社会人8,000円
主 催:第48回NWMin横浜 実行委員会
後 援:カトリック青年連絡協議会
    カトリック横浜教区青少年委員会
問い合わせ先:nwm48yokohama@gmail.com
申 込   :〆12月31日で締め切りになりました
最新情報  :NWMin横浜のHP
       ※第48回NWMin横浜 ポスター

カトリック青年連絡協議会(横浜教区)

カトリック青年連絡協議会 (@pr_catholicyouth)

カトリック青年連絡協議会広報委員会


「共同宣教司牧サポートチーム神奈川 2024年度版研修一覧表」を聖堂入り口に掲示してあります。申込書は、司祭館事務室にあります。各講座ごとに申し込みの期日がございますので、御確認をお願いいたします。
※サポートチームの研修会・講座に関して、教区事務局への直接のお問い合わせはご遠慮ください
共同宣教司牧サポートチーム神奈川ウェブサイト
信徒・修道者・司祭による共同宣教司牧 交流会・養成研修会 2024年度研修 一覧


「ラウダート・シ」デスクは、2022年に日本カトリック司教協議会に設立された部門です。日本のカトリック教会が、教皇フランシスコの回勅『ラウダート・シ』で示されるインテグラル・エコロジーの歩みをともにするためのサポートを行っています。このサイトでは、インテグラル・エコロジーに関するさまざまな情報提供のほか、皆様からお知らせいただいた取り組み等の情報共有、諸活動への呼びかけを行っています。※「ラウダート・シ」実践のヒント 

『見よ、それはきわめてよかった―総合的なエコロジーへの招き』出版記念シンポジウム 動画公開のお知らせ)

2024年9月7日(土)に行われた、日本カトリック司教団文書『見よ、それはきわめてよかった―総合的なエコロジーへの招き』出版記念シンポジウムの動画が、カトリック東京大司教区のYouTubeチャンネルで公開されましたのでお知らせいたします。
動画視聴はこちら


リンク:バチカンニュース
リンク:Vatican News(Youtube)LIVE

2月の教皇の祈りの意向:司祭職や修道生活への召命(2025.2.4)

2025年2月は、「司祭職や修道生活への召命」のために、次のように祈る。「司祭職や修道生活を通してキリストの使命に奉仕するようにと呼びかけを感じている若者たちの憧れや疑いを、教会共同体がしっかりと受け止めますように」。~わたしが17歳だった時、わたしは学生で、そして働いており、自分の計画を持っていました。司祭になることなど、まったく考えてもいませんでした。しかし、ある日、教会に入ると…神様がそこでわたしを待っておられました。~祈りましょう。司祭職や修道生活を通してキリストの使命に奉仕するようにと呼びかけを感じている若者たちの憧れや疑いを、教会共同体がしっかりと受け止めますように。(抜粋)

移民問題めぐり米国司教団に書簡(2025.2.11) 

教皇フランシスコは、米国の司教たちに、移民問題をめぐり書簡をおくられた。~この書簡で教皇は、米国で見られる不法移民の強制送還計画の開始による大きな「危機」を注視。~ 「法治国家とは、すべての人々、特に最も貧しく疎外された人々が受けるべき尊厳ある扱いの中にこそ表される」と強調された。教皇は、イエス・キリストを告げ、基本的人権を推進しながら、移民・難民に寄り添い働くように米国の司教らを励まされた。そして、移民や難民の兄弟姉妹を差別し、無用な苦痛を与えるような見方に屈しないように、教皇はすべてのカトリック信者と善意の人々に呼びかけている。(抜粋)

「人工知能を貧困との闘いに役立てる取り組みを」(2025.2.11) 

教皇フランシスコは、パリで開催された人工知能(AI)をテーマにしたサミットにメッセージをおくられた。~人工知能に関し皆が参加できるプラットフォームの創設や、すべての国が人工知能を、発展促進や、貧困との闘い、地域の文化・言語の保護に役立てることができるような取り組みを望まれた。そして、教皇は、こうしてのみ、地球上のすべての人々は、人工知能に利用される、全人類の特徴である真の多様性と豊かさを反映するデータの作成に寄与することができるだろう、と記された。(抜粋)

2025年度「世界宣教の日」に向け、教皇メッセージ(2025.2.6) 

「第99回世界宣教の日」に向け、教皇フランシスコのメッセージが発表された。~2025年度の「世界宣教の日」のテーマは、「人々の中の希望の宣教者(仮訳)」。~教皇は、「静止した教会ではなく、世界の道を主と共に歩む宣教的な教会」を、主がご自身の後に従うようにと常に永遠に呼びかける教会の姿として示された。主キリストに従う者は、出会う人々の具体的な生活状況を分かち合うことを通して福音を伝え、希望をもたらし、希望を築くように召されている、と教皇は言う。聖年の布告勅書でも述べたように、最も貧しく弱い立場の人々、病者、高齢者、また物質主義・消費主義的社会から疎外された人々に特に配慮し、「寄り添い、憐れみ、優しさ」という、神のなさり方をもって、人々の具体的な状況の中で関係を育んでいくようにと促された。(抜粋)

「子どものいのちを奪うことは、未来を否定すること」(2025.2.3)

子どもの権利をめぐる「世界リーダー・サミット」が、バチカンで開催された。~教皇は開会の言葉で、今日、いまだ無数の子どもたちの生活が、貧困・戦争・教育の機会の欠如・不正義、搾取によって傷つけられている現状を直視された。~わたしたちが残念ながらこのところ毎日目にしているように、子どもたちが爆撃の下で亡くなり、権力や、イデオロギー、ナショナリズムの偶像の生け贄にされていることを決して認めてはならない、と教皇は述べ、「子どものいのちはかけがえのないものであり、子どもたちのいのちを奪うことは、未来を否定すること」と強調された。~「今日、暴力や、搾取、不公正の中で生きる子どもたちの声に耳を傾けることは、戦争や切り捨ての文化に対する、われわれの『ノー』を強めることにつながる」と述べた教皇は、「子どもたちは観察し、理解し、記憶する。そして、その表情と沈黙で、わたしたちに語りかけている。子どもたちに耳を傾けよう」と呼びかけられた。(抜粋)


聖年の巡礼者の謁見「マグダラのマリアから希望を学ぼう」(2025.2.1)

「聖年の土曜日の謁見」は、聖年中にローマを訪れる巡礼者たちのために、毎週水曜日の一般謁見に加え、隔週を目安に土曜日に開催されるもの。土曜日の謁見では、教皇は聖年のテーマ「希望の巡礼者」に沿って、「希望」を様々な角度から考察するカテケーシスを行われる。教皇はこの日、「希望するとは、向き直ること。マグダラのマリア」をタイトルに講話された。~聖年は人々にとって、そして世界にとって新たな始まりである。聖年は、神の夢においてすべてを捉え直すべき時である。「回心」という言葉は方向の転換を意味する。すべてを別の視点から眺められるようになることで、わたしたちの歩みも新しい目標に向かうことができる。こうして、決して欺かない希望がわき上がる。~自分の居場所とは何なのか、どのような使命を主はわたしに与えられるのかを考えてみよう。こうした考えが人生で勇気ある態度をとるための助けとなるように。(抜粋)

「信仰と希望と愛をもって神の約束を生きるヨセフ」(2025.1.29)

ヨセフは夢の中で次のような言葉を聞いた。「ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである」(マタイ1,20-21)。この啓示を前に、ヨセフはそれ以上のしるしを求めず、神を信頼し、自分の人生と婚約者の人生をめぐる神の夢を受け入れた。こうしてヨセフは、信仰と希望と愛をもって神の約束を生きる方法を知る者の恵みの中に入っていく。~話すよりも耳を傾ける恵みを、神の夢を夢に見る恵みを、洗礼を受けた瞬間からわたしたちの人生の中に生き、成長されるキリストを責任を持って受け入れる恵みを、わたしたちも主に願おう。(抜粋)

アウシュビッツ解放80年:「虐殺の恐怖は忘却も否定も不可能」(2025.1.26)

教皇フランシスコは、お告げの祈りの集いで、アウシュヴィッツ強制収容所解放80年に言及された。~この集いで教皇は、翌日27日、「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」と共に、アウシュヴィッツ強制収容所解放80年を迎えることに言及。~あの数年間、何百万人ものユダヤ人や他の信仰を持つ人々が虐殺された恐怖は、忘れることも、否定することもできない、と強調された。~反ユダヤ主義と共に、あらゆる形の宗教的差別や迫害を根絶するための協力を皆に願われた教皇は、兄弟愛、ゆるし、平和の論理において、すべての人に開いた心を持つよう若者たちに教え、より友愛と正義に満ちた世界を共に築いていこうとアピールされた。~この集いで、教皇はイタリアはもとより世界の様々な地域から訪れた巡礼者たちに挨拶をおくりながら、特に聖年の行事のために訪れたジャーナリストや広報関係者らに「常に希望の語り手であってください」と励ましを述べられた。(抜粋)

「心に抱く希望を穏やかに分かち合う」教皇「広報の日」メッセージで(2025.1.24)

カトリック教会は、毎年、「聖霊降臨」の前週の日曜日(今年は5月25日)に、「世界広報の日」を記念し、多様な形態のメディアを通して行われる福音宣教について教会全体で考え、祈りを捧げる。~2025年度のテーマは、「あなたがたが心に抱いている希望を穏やかに分かち合いなさい」(仮訳、参照1ペトロ3,15-16)。~教皇は心に語りかけるコミュニケーション、幻想や恐れを売るのではなく、希望する動機をもたらすことのできるコミュニケーションのあり方を望まれた。~私たちを希望へと開く、注意深く優しい、思慮に満ちたコミュニケーションの大切さと、隠れた善を見出し、それを語る必要性を示された。~そして、「柔和で、相手の顔を忘れず、人々の心に語りかけ」、「本能的な反応をコミュニケーションの指針にせず」、「たとえ実を結ばないと思われる時でも常に希望を蒔く」、人類の傷をいやすコミュニケーションの実践を励まされた。(抜粋)

停戦発効後のガザの小教区の人々の喜びを報告(2025.1.22)

教皇フランシスコは、1月22日(水)の一般謁見で、停戦発効後のガザの小教区の人々の様子を報告された。この席で教皇は、「毎日しているように、昨日ガザの小教区に電話しました。彼らは喜んでいました」と話された。「小教区と神学校を合わせ、そこには約600人がいます」と教皇は説明しつつ、「彼らは『今日、レンズ豆と鶏肉を食べた』と言っていました。(停戦前の)あの頃にはできなかったことです」と語られた。教皇はガザの人々の喜びに再び触れながら、「ガザのために、そして世界の他の多くの場所のために平和を祈りましょう」、「戦争とは常に敗北であることを忘れてはいけません。誰が戦争で得をするのでしょうか。それは武器製造者です。お願いです。平和のために祈りましょう」と呼びかけられた。(抜粋)

「豊かさを人間の尊厳への奉仕に用いる」(2025.1.18)

カットリカ基金は、地域の社会福祉に貢献することを目的に、同名の保険会社を母体に2006年に設立された。聖年の巡礼のためローマを訪れた関係者を歓迎された教皇は、巡礼者として世界を歩むことは、自分たちはこの地球の主人ではなく、神から託された「皆が共に暮らす家」を叡智と尊重をもって守る者であることを思い出させると述べられた。そして、実際、経済(エコノミア)とは、まさに賢明な「家の運営・管理」を意味するものと指摘~金は人々のためになるように投資されてこそ価値がある、と教皇は述べつつ、ある国々では武器の製造に投資しているが、命を奪うために投資することは人々のためにならないと強調。 共通善を推進し、社会の絆を強め、豊かさを人間の尊厳への奉仕のために用いてこそ、わたしたち皆が益を得るといえるだろう、と話された。(抜粋)

「自分の洗礼の日を思い出そう」お告げの祈りで(2025.1.12)

今日記念する「主の洗礼」の祝日は、わたしたちが受けた洗礼をはじめ、多くのことを考えさせる。イエスは、罪のゆるしのために洗礼を受けに行くご自分の民と一緒になられる。~今日の祝日は、イエスの人性を通して表される神の御顔と御声を観想させる。では、自問しよう。自分は愛されていると感じているか。自分は神から愛され、見守られていると感じているだろうか。それとも、神は遠い存在だろうか。神の御顔をイエスの中に、兄弟姉妹の中に認めることができるだろうか。神の御声に耳を傾けているだろうか。わたしたちは自分の洗礼日を思い出せるだろうか。それは重要なことである。思い出せない時は、両親や代父母に聞こう。そして、その日を新たな誕生の日、神の霊において生まれた日として祝おう。おとめマリアにより頼み、助けを祈ろう。そして、洗礼の日を思い出そう。(抜粋)

「子どもたちが信仰と家庭の喜びのうちに育つように」(2025.1.12)

「主の洗礼」を祝った1月12日(日)、教皇フランシスコはミサの中で乳児の洗礼式をとり行われた。毎年バチカンのシスティーナ礼拝堂で行われるこの恒例の儀式で、今年はバチカン職員の子ら21人が洗礼を授かった。~「今日、両親の皆さんはもとより、わたしたち皆と教会は、最も大きな恵みを与えられました。それは子どもたちの信仰という恵みです」と教皇は話し、関係者らと喜びを分かち合った。また、教皇は洗礼の儀式に入る前に、両親と代父母に説教に代わる短い言葉を向けられ、「皆さんのお子さんたちの洗礼式を続けましょう。子どもたちが信仰と、家庭の喜びのうちに、真の人間として成長できるように主に願いましょう」と述べられた。(抜粋)

「戦争の雲を、平和の風で吹き払う希望の外交を」(2025.1.9)

現在、バチカンと完全な外交関係を結ぶ国は184カ国。これらに、欧州連合とマルタ騎士団が加わる。~世界が数多くの紛争や恥ずべきテロ行為の中で新年を迎えたことを遺憾としつつも、この聖年を背景に「希望の外交」を提示しながら、対話による平和構築を訴えられた。~世界戦争の脅威がより具体化するのを前に、外交の召命は、「不都合な」相手や、正当な交渉相手と認められていない人をも含む、すべての人との対話を促進することであり、これが憎しみや復讐の連鎖を断ち切る唯一の道である、と教皇は述べた。~「キリスト教的観点から、聖年とは恵みの時である」と述べた教皇は、2025年が真理、赦し、自由、正義、平和に満ちた、恵みの年となることを切に祈られた。(抜粋)

主の公現:「東方の博士たちを旅立たせた星の新しい光とは」(2025.1.6)

「主の公現」とは、ベツレヘムの幼子イエスへの東方三博士の訪問や、ヨルダン川におけるイエスの洗礼、カナの婚礼でのイエスの最初の奇跡など、キリストが公に人々の前に姿を現され、キリストを通し神の栄光がすべての人に現れたことをいう。~教皇は、ベツレヘムへと博士たちを導いた星の光のように、わたしたちも出会う人々に自らの愛をもって、人となられた神の御子イエスを通し啓示される神の御顔と、寄り添いと憐れみ、優しさからなるその愛を伝えよう、と招かれた。~神は寄り添いと導きを誠実な心で求めるすべての人にご自身を啓示される、と話された。教皇は、東方の三博士たちが見た星の光は、わたしたちの歩みを照らし、わたしたちを内的な旅へと導く、と強調。この聖年にあたり、愛以外のすべてから心を解放し、キリストとの全き出会いのうちに、わたしたちの信仰を宣言しながら、あふれる神のいつくしみを受け取ろう、と信者たちを励まされた。(抜粋)

「人類の最も暗い夜にも光の窓を開けられる神」(2025.1.5)

多くの挑戦を前に、神はとどまることはない。神は、損得計算なく、無条件に、すべての人、わたしたち一人ひとりに到達するために、あらゆる方法を見つけられる。神は、人類の最も暗い夜でさえも、光の窓を開けられ、その光を闇が覆うことはない(参照 イザヤ9,1-6)。これは特に、光と、希望、平和を大いに必要とし、人類が複雑な状況を作り出し、そこから抜け出せないように思われる今日、わたしたちをなぐさめ、力づける現実である。~いのちに「はい」と答え、いのちをもたらすことを選びながら、希望のメッセンジャーとなるようにとわたしたちを促している。皆でこれを実行しよう。これが救いへの道である。さあ、年の初めに自問しよう。自分が置かれた環境や人間関係の中で、どのような方法で、光の窓を開けることができるだろうか。どんな場所で、神の愛を伝える光となれるだろうか。イエスに導く星であるマリアよ、すべての人のために、御父の愛の輝く証しとなれるよう、どうかわたしたちをお助けください。(抜粋)

城壁外の聖パウロ大聖堂で聖年の扉開く(2025.1.5)

ローマの城壁外の聖パウロ大聖堂で、聖年の扉が開かれた。これによりローマの4つの教皇直属バシリカのすべての「聖なる門」が開いた。~ローマのアウレリアヌス城壁からおよそ2km外側、オスティア街道沿いにある、城壁外の聖パウロ大聖堂は、使徒聖パウロが殉教後埋葬された場所に、ローマ皇帝コンスタンティヌス1世が教会を建て、324年に献堂したものを起源とする。~説教でハーヴェイ枢機卿は、二千年にわたり主イエスの復活を告げながらこの世の道々を歩んできた教会共同体の一員として自らを感じ、先人たちの信仰をたどりつつ霊的な旅を開始して欲しいと、信者らに呼びかけた。(抜粋)

聖マリア大聖堂で、聖年の「聖なる扉」開く儀式(2025.1.2)

「神の母聖マリア」の祭日、1月1日、ローマの教皇直属の4大聖堂の一つ、聖マリア大聖堂(サンタ・マリア・マッジョーレ)で、聖年の訪れに伴い「聖なる扉」が開かれた。~この聖年が主に向かうわたしたちの歩みを励まし、その歩みの中で、わたしたちが家族や、貧しい人々、病者、真理と喜びと平和の道を見失った人たちへの真の配慮を忘れることがないようにと願った。すべての人は喜びあふれるこの希望の道を歩むように招かれ、マリアは母として、例外なくそのすべての人に寄り添い、皆の世話をしてくださると、マクリクカス枢機卿は信者たちを励ました。(抜粋)

神の母聖マリア:「いのちを愛することが平和の文明の基礎に」(2025.1.1)

カトリック教会の暦は、一年の最初の日を神の母聖マリアに捧げると共に、「世界平和の日」を記念する。今年で第58回目となる「世界平和の日」のテーマは、「わたしたちの負い目をゆるしてください、あなたの平和をお与えください」。~この「世界平和の日」にあたり、教皇は、マリアのようにいのちの尊い賜物を大切にし、胎児や子ども、お年寄り、苦しむ人や貧しい人をはじめ、すべてのいのちを世話し、守ることを学ぶように招いた。そして、すべてのいのちに尊厳を取り戻させ、すべてのいのちを愛することが、平和の文明を築き、希望の未来を見つめるための基礎となる、と呼びかけられた。(抜粋)

「希望と思いやりに満ちた世界はより美しい」(2024.12.28)

メッセージの中で教皇は、今回依頼されたテーマについて、希望は福音の中心に触れるものであり、思いやりはわたしたちがとるべき態度の方向性を示すものと述べ、希望と思いやりに満ちあふれた世界はより美しく、未来を信頼をもって見つめ、尊重と共感をもって人に接する社会はより人間的である、と話された。教皇は、先日12月24日より幕開けした聖年は、希望の巡礼者となるようにわたしたちに呼びかけている、と紹介。~「わたしたちは愛を選び取りましょう。愛はわたしたちの心を燃え立たせ、信頼を与えてくれます」と教皇は述べ、愛する者は、たとえ不安定な状態にいても、希望に満ちた、思いやりのある眼差しで常に世界を観想することができる、と説かれた。思いやりは外交的な戦略でも、社会の調和を保証するため、あるいは何か有利なことを引き出すための身の振り方でもなく、より謙遜になるために、心を開いて受け入れ、皆を助ける、愛の一つの形であると話された。謙遜さは対話を促し、無理解を克服させ、感謝を生むものと、教皇はその重要性を強調。~教皇は、愛と信仰と共に対神徳をなす希望をもって、この聖年の間、わたしたちが人々との関係を築くための愛の形として思いやりを実践できるようにと祈られた。(抜粋)

「今、無関心でいる時間はない」COP29にメッセージ(2024.11.14)

COP29の参加者らに精神的な寄り添いを表された教皇は、同会議が、自らの利益に固執する態度を超えた視点を持ち、人類のための善と、神がわたしたちに世話と責任を委ねられた「共に暮らす家」を中心に据えることができるようにと励まされた。もはやこれ以上の遅れは許されないこと、被造物の保護が今日の最も急務の課題の一つであることを、科学的データは明らかに示している、と教皇は述べた。同時に教皇は、環境保全が平和の維持と緊密に結びついている事実を認識するように招かれた。~多国間の機関への失望と、壁を築く風潮が高まる中でこのCOP29が開催されたことに触れ、相互に繋がった同じ地球村の唯一の家族の一員として行動、生活すべきところに、個人、国家、権力集団のエゴイズムが不信と分裂の傾向を煽っている、と警告された。~「今、無関心でいる時間はない。自分は関係ないと、距離を置き、構わないでいることはできない。これは今世紀の正真の課題である」と訴えられた。(抜粋)

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