ミサのお知らせ

その方は、聖霊と火であなたたちに洗礼をお授けになる(ルカ3・16より)

【本日の聖書朗読箇所についての解説】
◯『聖書と典礼』表紙絵解説 オリエンス宗教研究所
◯女子パウロ会 ラウダーテ
◯福音のヒント 幸田和生元カトリック東京大司教区司教

2024.12.15

09:30 タム神父様司式
  ※テハン神父様は小田原教会で司式
14:00 英語ミサ

【 本日の予定 】
ミサ後、初聖体クラス(第3集会室)

新成人のお祝いについて

来年1月12日(日)のミサの中で新成人の祝福をいたします。ご希望の方は、12月22日(日)までに、事務室へお申し込みください。

クリスマスの歌の練習を行います

12月15日(日)、22日(日)8:40より、12月24日18:00より集会室で行います。

祈りを生活に生かす読書会

12月29日(日) 12:00~ 司祭館応接室行います。どなたでもご参加下さい。

能登地震災害 緊急支援募金について(カリタスジャパン)

2024年1月に発生した地震被害からの復旧中であった能登半島北部が、9月21日の豪雨災害で再び大きな被害に見舞われました。これを受け、カリタスジャパンが能登地震緊急募金の支援対象に今回の豪雨災害を加えたことをお知らせします。募金の方法等は、リンク先のカリタスジャパンのホームページをご参照ください。引き続き、皆様のご支援をお願いします。
カリタスジャパンサイト:能登地震災害緊急支援募金
           :能登豪雨災害支援について
           :募金受付PDF
また、被災当該教区である名古屋教区から被災の状況や募金についての情報がホームページ内で公開されております。
名古屋教区ホームページ

能登半島地震被災地の皆さんのためにお祈りいたしましょう
父である神よ、
すべての人に限りないいつくしみを注いでくださるあなたに、
希望と信頼をこめて祈ります。
災害によって、苦しい生活を送り、
不安な日々を過ごす人々の心を照らし、
希望を失うことがないよう支えてください。
また、亡くなられた人々には、永遠の安らぎをお与えください。
すべての人の苦しみを担われたキリストが
いつもともにいてくださることを、
祈りと行動によってあかしできますように。
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

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はじめての教会

お入りになっての感想はいかがでしょうか。
ここはいつでも、誰でも、自由に入れます。心静かに、神に語りかけてみませんか。

はじめてのミサ

いつも教会の前を通ると、あの建物の中はどうなっているんだろうと想像していたけど・・・

カトリック平塚教会
ミサのご案内

access
ミサ 主日(毎週 日曜日)9:30 から
平日(毎週 金曜日)10:00 から
Mass in English 1st and 3rd Sunday frome 14:00
Misa en Español Segundo Domingo à partir de 14:00

Information

  • 待降節2024
  • オンライン版『教会の祈り』の公開について
  • 2025年 聖年
  • 2024年 能登半島地震 情報ページ
  • 平和を求める祈り

2025年の通常聖年について  

教皇フランシスコは、本年5月9日、2025年の聖年を布告する大勅書「希望は欺かない」を発表しました。大勅書には2024年12月29日の聖家族の祝日に日本も含めたすべての司教座聖堂において、聖年の荘厳な開幕としてのミサを捧げるよう記されています。これに従い、横浜教区では下記の通り山手教会でのミサを開催することとなりましたのでお知らせいたします。
また、聖年の横浜教区における巡礼指定教会についても、教区長より決定がなされましたので、併せてお知らせします。
          記
日時:2024年12月29日(日)11:30~
場所:山手司教座聖堂(カトリック山手教会)
司式:ラファエル梅村昌弘司教
※当日の典礼は屋外からの行列がありますので駐車ができません。お車での来場はご遠慮いただき、公共交通機関でお越しください。
【巡礼指定教会】
山手司教座聖堂(カトリック山手教会)
※巡礼によって得られる免償についての規定は、教皇庁内赦院「教皇フランシスコにより発表
された 2025 年の通常聖年の間に与えられる免償に関する教令」(カトリック中央協議会公式ウェブサイト)をご参照ください。
教皇フランシスコにより発表 された 2025 年の通常聖年の間に与えられる免償に関する教令

横浜教区カテキスタ会 公開講座 動画公開について  

YCK横浜教区カテキスタ会より、お知らせをいただきました。
2024年11月16日(土)に開催された公開講座の様子が、YouTubeで公開されました。
以下のURLからご覧いただけます。
「2025年 聖年に向けて〜希望の巡礼者として生きる〜」ホアン・アイダル神父
動画視聴はこちら

『見よ、それはきわめてよかった―総合的なエコロジーへの招き』出版記念シンポジウム 動画公開のお知らせ)

2024年9月7日(土)に行われた、日本カトリック司教団文書『見よ、それはきわめてよかった―総合的なエコロジーへの招き』出版記念シンポジウムの動画が、カトリック東京大司教区のYouTubeチャンネルで公開されましたのでお知らせいたします。
動画視聴はこちら

「若い人が教会に居ない」って本当?小さかったあの頃、親と一緒に行った日曜日の教会。あの頃の友達は最近どうしてるのかなぁ?大人になって初めて出会った信仰。
教会でなかなか同世代の人に会えなくて…よく聞きます!でも…実は教会にはたくさんの青年が居るんです!自分の教会、地域、全国で信仰を中心に青年たちは出会い、どんどんつながりを深めています。そしていつも新しいつながりを歓迎しています。

第48回 ネットワークミーティング in 横浜について(2025年2月22日~23日) 

全国のカトリックの青年を対象とした交流と情報交換の場であるネットワークミーティング(NWM)が、来年2月に横浜で開催されます。
テーマ:「GOTEMBA de OTEMBA」
日 時:2025年2月22日(土)13:00集合~ 23日(日)15:30解散予定
会 場:国際青少年センター YMCA東山荘
    〒412-0024 静岡県御殿場市東山1052
対 象:18歳以上の青年(高校生不可)
参加費:学生6,000円 社会人8,000円
主 催:第48回NWMin横浜 実行委員会
後 援:カトリック青年連絡協議会
    カトリック横浜教区青少年委員会
問い合わせ先:nwm48yokohama@gmail.com
申 込   :こちら
最新情報  :NWMin横浜のHP
       ※第48回NWMin横浜 ポスター

カトリック青年連絡協議会(横浜教区)

カトリック青年連絡協議会 (@pr_catholicyouth)

カトリック青年連絡協議会広報委員会


「共同宣教司牧サポートチーム神奈川 2024年度版研修一覧表」を聖堂入り口に掲示してあります。申込書は、司祭館事務室にあります。各講座ごとに申し込みの期日がございますので、御確認をお願いいたします。
※サポートチームの研修会・講座に関して、教区事務局への直接のお問い合わせはご遠慮ください
共同宣教司牧サポートチーム神奈川ウェブサイト
信徒・修道者・司祭による共同宣教司牧 交流会・養成研修会 2024年度研修 一覧


養成研修会 「傾聴『良い聴き手になるために』」のご案内 

教会活動を行い、色々な方々と接する上で相手のことを聴くことが多くあります。この研修企画は、傾聴とは何か、どのように聴くのか、何を聴くのか、などについてお伝えする講座とします。「傾聴」のごく入口の紹介となります。2025年1月~2月の間で計3回の短い企画です。
参加費¥1500、募集人数は10名です。
参加ご希望者は、聖堂入口のプリント≪2024年度「研修募集要項/申込書」≫ をご覧の上
お申し込み下さい。

リンク:バチカンニュース
リンク:Vatican News(Youtube)LIVE

12月の教皇の祈りの意向:希望の巡礼者(2024.12.3) 

2024年12月は、キリスト者が「希望の巡礼者」となれるように、次のように祈る。「聖年が、わたしたちの信仰を強め、復活のキリストを生活のただ中で見出す助けとなり、わたしたちキリスト者を希望に満ちた巡礼者に変える力となりますように。」(抜粋)

2025年度「世界平和の日」に向けて、教皇メッセージ(2024.12.12) 

カトリック教会は、毎年1月1日に「世界平和の日」を記念し、戦争や分裂、憎しみや飢餓などのない平和な世界が来るように祈っている。~2025年の聖年に迎えるこの「世界平和の日メッセージ」のテーマは、「わたしたちの罪をおゆるしください、わたしたちに平和をお与えください(仮訳)」。~この恵みの年の始まりにあたり、教皇は、すべての人々の生活に尊厳を取り戻させ、再び希望の道を歩ませるための3つのアクションとして、南北間の環境負債を考慮した債務免除、すべての国での死刑廃止、軍事費を世界の飢餓との戦いのためにあてることを提案している。教皇は2025年が平和の成長の年となることを願い、「武装を解除した心」に神が与えてくださる真の平和を求めよう、と呼びかける。「武装を解除した心」とは、何がわたしのもので、何があなたのものかを計算しない心であり、他者を助ける心構えのある、エゴイズムから解放された心、神の前で自分の罪を認めることができるゆえに、隣人をもゆるすことができる心である。教皇は、「主よ、わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします。そして、このゆるしの連鎖のうちに、あなたの平和、あなただけがお与えになれる平和をお授けください」と祈られた。(抜粋)

「聖霊は教会という舟を進ませる帆」(2024.12.11) 

教皇は「聖霊と花嫁。聖霊は神の民をわたしたちの希望イエスとの出会いへと導く」を主題とする一連の考察の最終回として、「聖霊とキリスト教的希望」をテーマに、講話を行われた。~聖霊はキリスト教的希望の常にほとばしる泉である。聖パウロはわたしたちにこの貴重な言葉を残した。「希望の源である神が、信仰によって得られるあらゆる喜びと平和とであなたがたを満たし、聖霊の力によって希望に満ちあふれさせてくださるように」(ローマ15,13)。教会が舟ならば、聖霊は今も昔も、教会を押しながら歴史の海を進ませる帆である。~貧しい人の解放のために闘ったある人は、このように記している。「聖霊は貧しい人の叫びの根源である。それは力を持たない人々に与えられた力である。聖霊はしいたげられた人々の解放と夢の成就のための闘いを導く」。~使徒ペトロは、最初のキリスト者たちをこのように励ました。「心の中でキリストを主とあがめなさい。あなたがたの抱いている希望について説明を要求する人には、いつでも弁明できるように備えていなさい」。そして、聖ペトロはこのように命じている。「それも、穏やかに、敬意をもって(…)弁明するようにしなさい」(1ペトロ3,15-16)。なぜなら、人々を納得させるのは論法の力ではなく、そこにどれだけ愛を込められるかだからである。これが最初の、そして最も効果的な形の、皆に開かれた福音宣教である。わたしたちが「聖霊によって希望にあふれる」ことができるよう、聖霊がいつも助けてくださいますように。(抜粋)

「マリアの『はい』に人間と神が出会う」(2024.12.8) 

大天使ガブリエルの挨拶にあるように、マリアは「恵まれた方」(ルカ1,28)、無原罪の方、神の御言葉に身も心ももって仕える方、常に主と共にいて、主に完全に信頼する方である。マリアの中には、神の御旨に逆らういかなるものもなく、真理と愛を拒む何ものもない。これこそ代々に歌われるマリアの至福である。わたしたちも大いに祝おう。なぜなら、無原罪の御母は、わたしたちの救いであるイエスをもたらしてくださったからである。この神秘を観想しながら、自問しよう。戦争に揺れ、所有と支配の欲にまみれたこの時代に、わたしはどこに希望を置こうとしているのか。力やお金や有力な友人の中にだろうか。それとも、神の無限のいつくしみの中にだろうか。メディアやインターネットの中をただようきらきらとした偽のモデルを前に、わたしはどこに自分の幸福を見つけようとしているだろうか。わたしの心の宝はどこにあるのだろうか。神はわたしを無償で、先立って愛してくださり、回心のたびに赦してくださるという事実の中にだろうか。それとも、何が何でも自我と自分の欲望を通そうとの、思い違いの中にだろうか。聖年の扉の開門が近づく中、心と精神の扉を、無原罪のマリアからお生まれになった主イエスに開こう。そして、主がわたしたちの人生の中に住まわれるよう、御母の取り継ぎを祈ろう。(抜粋)

聖年を前に、無原罪の聖母マリアへの祈り(2024.12.8) 

無原罪の聖母マリアの祭日、教皇フランシスコはローマ市内スペイン広場の聖母のモニュメントに献花し、市民と共に祈りの時を持たれた。~祈りの中で教皇は、無原罪の聖母に、「あなたにお捧げした花はわたしたちの愛と感謝のしるしです」と述べつつ、「しかし、あなたは特に祈りという隠された花、特に小さき人々、貧しい人々の祈りとため息に耳を傾け、その涙をご覧になる方」と呼びかけた。~スペイン広場を後にされた教皇は、コルソ通りの美術館に立ち寄られ、聖年への導入行事として企画された展覧会「ローマでのシャガール:白い磔刑」を鑑賞され、バチカンに戻られた。(抜粋)

「教会の福音宣教の中で聖霊が果たす役割」(2024.12.4)

教皇は「聖霊と花嫁。聖霊は神の民をわたしたちの希望イエスとの出会いへと導く」を主題とするカテケーシスで、「聖霊を通して福音を告知する。聖霊と福音宣教」をテーマに講話された。~聖霊の塗油と共に告げ知らせる、それは考えや教えと一緒に、いのちと深い確信を伝えることを意味する。しかし、実際には、わたしたちによるものが2つある。一つは祈りである。聖霊は祈る人の上に来られる。なぜなら天の御父は、「求める者に聖霊を与えてくださる」(ルカ11,13)からである。御子の福音を告げることを願う者にはなおさらである。祈ることなしに告げる者は、気をつけねばならない。さもなくば、使徒パウロが言う「騒がしいどら、やかましいシンバル」(参照 1コリント13,1)になりかねない。もう一つ、わたしたちによることは、自分自身を宣べ伝えるのではなく、主であるイエスを宣べ伝えることである(参照 2コリント4,5)。自分自身を宣べ伝えないということは、わたしたちが自分の名前で推進する司牧的な取り組みを優先させないということをも含む。もし頼まれた場合は、共同体的な取り組みとして快く協力する、あるいは従順にゆだねるべきだろう。このように福音を今日の人々に告知できるよう、聖霊が花嫁である教会に教えてくださいますように。(抜粋)

「戦争を止め、対話・兄弟愛・和解を優先させる努力を」(2024.12.1)

 教皇フランシスコは、お告げの祈りで、世界各地の紛争に平和と和解を呼びかけられた。~アルゼンチンとチリ間の平和友好条約締結から40年が記念されたことに言及。教皇庁の仲裁を通して締結されたこの条約により、両国を戦争の危機にまで追い詰めた領土問題に終止符が打たれたことを振り返った。そして、このことが示すように、武力行使ではなく対話を選ぶ時、よい歩みが生まれる、と話された。~教皇は、3年近くにわたり死者と負傷者、暴力と破壊を生み続けているウクライナの紛争に大きな苦しみを表明。戦争は恐怖であり、神と人類を傷つけるものと述べつつ、厳しい冬の訪れを前に、避難民たちが置かれた状況の悪化を心配された。教皇は、戦争を止め、対話と兄弟愛と和解を優先させるためのあらゆる努力を、国際社会とすべての善意の人々に呼びかけられた。(抜粋)

「待降節を、神に向かって眼差しを上げる機会に」(2024.12.1)

 教皇フランシスコは、12月1日(日)、バチカンでお告げの祈りの集いを行われた。同日、カトリック教会の暦は、クリスマス前の準備期間「待降節」に入ると共に、新しい典礼暦年の歩みを開始した。待降節第一主日、教皇は説教で、ルカ福音書(21,25-28.34-36)中の「身を起こして頭を上げなさい。あなたがたの解放の時が近いからだ」と招く、イエスの言葉を示された。~わたしの心は恐れや未来の不安のために「鈍く」なっていないだろうか。日常の物事や、歴史上の出来事を、祈りのうちに、神の目をもって、より広い視野で見つめることができるだろうか。それとも、すぐに失意にとらわれてしまうだろうか。この待降節を、神に向かって眼差しを上げる、貴重な機会としよう。神は、心を軽くし、歩みを支えてくださる方である。試練の時も、神のご計画を快く受け入れられた、おとめマリアに共に祈ろう。(抜粋)

「キリストを中心に据えることは、希望に火を灯すこと」(2024.11.28)

「共に歩む教会のため − 交わり、参加、そして宣教」をテーマにしたシノドスが閉会し、2025年の聖年の幕開けを待つ中で行われたこの集いで、教皇は「キリストを再び中心に据えること」、「シノドス性をめぐる神学の発展」の2点を柱に、関係者に挨拶をおくられた。~紛争と暴力が広がる複雑で分極化した今日の世界において、キリストにおいて啓示され、聖霊をとおしてわたしたちにもたらされた神の愛は、兄弟愛のうちに歩み、正義と平和の構築のために働くようにと、すべての人に呼びかけている、と強調。~教皇は、イエスに信頼し、その胸に頭を寄りかからせた使徒ヨハネのように(参照 ヨハネ13,25)、イエスの聖心に頭をもたせかけることで、神学は自らの源泉を見出し、教会と世界に実をもたらすことができるだろう、と話された。(抜粋)

王であるキリスト:WYDの十字架、ポルトガルの若者から韓国の若者へ(2024.11.24)

教皇フランシスコは、典礼暦の年間最後の日曜日、「王であるキリスト」の祭日のミサをとり行った。「世界青年の日」(教区レベル)が記念されたこの日、ワールドユースデー世界大会の前回(2023年)開催国ポルトガルの若者たちから、次回(2027年)開催国韓国の若者たちへ、同大会のシンボルである十字架の引き継ぎが行われた。~この引き継ぎは、福音を生き、それを世界のあらゆる場所へもたらすようにとの招きであり、しるしである、と述べた教皇は、韓国の若者たちに「アジアにこの十字架をもたらし、キリストの愛をすべての人に告げてください」と大きな励ましをおくられた。(抜粋)

「皆の益のために聖霊から与えられるカリスマ」教皇一般謁見(2024.11.21)

教皇は「聖霊と花嫁。聖霊は神の民をわたしたちの希望イエスとの出会いへと導く」を主題とするカテケーシスを続けながら、「カリスマ、全体の益のための聖霊の賜物」をテーマに講話された。~第2バチカン公会議のこの一節に耳を傾けよう。「聖霊は、秘跡と役職を通して神の民を聖化し、導き、諸徳をもって飾るだけでなく、自分の賜物を『思いのままに各人に分け与える』(参照1コリント12,11)」(教会憲章、12)。~カリスマとは何かを定義するための、役立つ2つの要素がある。一つは、カリスマとは、「全体の益のために 」(1コリント12,7)与えられる賜物である。次に、カリスマとは、特に「一人に」あるいは「ある人々に」与えられるものであり、すべての人に同じように与えられるものではない。~聖霊は「すべての序列の信者に特別な恩恵を授ける。『おのおのに、霊から賜物が与えられるのは全体の益のためである』(1コリント12,7)と書き記されているように、聖霊はこの恩恵によって、彼らを教会の刷新とその発展のために役立ついろいろの仕事と職務に適する者、またそれを引き受ける用意がある者とするのである」(教会憲章、12)。(抜粋)

「仕事を通し世界を美しくすることは、平和を築くこと」(2024.11.15)

教皇フランシスコは、イタリアの職人・中小企業連合の代表者らとお会いになった。~教皇は関係者への挨拶で、職人の方々の仕事は、人間の労働の価値をよく表現するものであり、それは創造への賛歌である、と強調。皆さんの仕事は神の創造の業に協力するもの、と述べた教皇は、人間の活動に意味を取り戻し、共通善の促進に役立てるために、わたしたちは皆さんの才能を必要としている、と話された。~神は平和の計画のために、平和をそれぞれの手で作り出すようにとすべての人を招き、そのために豊かな才能を皆に分配された。それはわたしたちが、戦争のように破壊や死をもたらすためでなく、いのちに奉仕するためである、と教皇は説かれた。人々の仕事における忍耐、そしてその仕事を通した社会への奉仕に感謝された教皇は、常に創造性と情熱をもってそれぞれの仕事を生きることができるよう、労働者の保護者、聖ヨセフに関係者らを託して祈られた。(抜粋)

「今、無関心でいる時間はない」、COP29にメッセージ(2024.11.14)

教皇フランシスコは、アゼルバイジャンの首都バクーで開催されている第29回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP29)にメッセージをおくられた。~この中で、COP29の参加者らに精神的な寄り添いを表された教皇は、同会議が、自らの利益に固執する態度を超えた視点を持ち、人類のための善と、神がわたしたちに世話と責任を委ねられた「共に暮らす家」を中心に据えることができるようにと励まされた。もはやこれ以上の遅れは許されないこと、被造物の保護が今日の最も急務の課題の一つであることを、科学的データは明らかに示している、と教皇は述べた。同時に教皇は、環境保全が平和の維持と緊密に結びついている事実を認識するように招かれた。~ 「今、無関心でいる時間はない。自分は関係ないと、距離を置き、構わないでいることはできない。これは今世紀の正真の課題である」と訴えられた。(抜粋)

「人々を立ち上がらせ、希望を与えるために力を用いる」(2024.11.10)

自問しよう。わたしは、自分の責任がおよぶ場所でどのように振る舞っているだろうか。謙虚に振る舞っているだろうか。それとも、自分の地位をひけらかしているだろうか。わたしは人々に対し寛大で、敬意を持って接しているだろうか。それとも、非礼で権威的な態度でいるだろうか。そして、最も弱い立場にある兄弟姉妹に寄り添い、彼らを助け、立ち上がらせるために、自ら身を低くすることができるだろうか。わたしたちが自分自身の中にある偽善の誘惑と戦い、目立つことなく、単純さをもって善を行えるよう、聖母マリアが助けてくださいますように。(抜粋)

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