2024年11月23日 神奈川第6地区にて「典礼と聖歌」について開催した研修会の動画が完成しました。どうぞご覧ください。
講師:宮越俊光氏
日本カトリック典礼委員会委員
上智大学・清泉女子大学非常勤講師
『礼拝と音楽』誌編集委員
※第6地区典礼研修会動画 – YouTube
2025年2月11日開催の第43回横浜教区典礼研修会の動画を公開しましたので、お知らせいたします。
※横浜教区典礼委員会 – YouTube
前教皇フランシスコは、2024年5月9日、2025年の聖年を布告する大勅書「希望は欺かない」を発表しました。大勅書には2024年12月29日の聖家族の祝日に日本も含めたすべての司教座聖堂において、聖年の荘厳な開幕としてのミサを捧げました。また、聖年の横浜教区における巡礼指定教会についても、教区長より決定がなされましたので、併せてお知らせします。
【巡礼指定教会】山手司教座聖堂(カトリック山手教会)
※巡礼によって得られる免償についての規定は、以下、カトリック中央協議会公式ウェブサイトをご参照ください。
※前教皇フランシスコにより発表 された 2025 年の通常聖年の間に与えられる免償に関する教令
※前教皇フランシスコ、「2025年通常聖年公布の大勅書希望は欺かない」
YCK横浜教区カテキスタ会より、お知らせをいただきました。
2024年11月16日(土)に開催された公開講座の様子が、YouTubeで公開されました。
以下のURLからご覧いただけます。
「2025年 聖年に向けて〜希望の巡礼者として生きる〜」ホアン・アイダル神父
※動画視聴はこちら
「若い人が教会に居ない」って本当?小さかったあの頃、親と一緒に行った日曜日の教会。あの頃の友達は最近どうしてるのかなぁ?大人になって初めて出会った信仰。
教会でなかなか同世代の人に会えなくて…よく聞きます!でも…実は教会にはたくさんの青年が居るんです!自分の教会、地域、全国で信仰を中心に青年たちは出会い、どんどんつながりを深めています。そしていつも新しいつながりを歓迎しています。
カトリック青年連絡協議会(横浜教区)
カトリック青年連絡協議会 (@pr_catholicyouth)
カトリック青年連絡協議会広報委員会
「共同宣教司牧サポートチーム神奈川 2025年度版研修一覧表」を聖堂入り口に掲示してあります。申込書は、司祭館事務室にあります。各講座ごとに申し込みの期日がございますので、御確認をお願いいたします。
※サポートチームの研修会・講座に関して、教区事務局への直接のお問い合わせはご遠慮ください
共同宣教司牧サポートチーム神奈川ウェブサイト
信徒・修道者・司祭による共同宣教司牧 交流会・養成研修会 2025年度研修 一覧
「オンライン講座のご案内 2025年度」はこちらから。
「ラウダート・シ」デスクは、2022年に日本カトリック司教協議会に設立された部門です。日本のカトリック教会が、前教皇フランシスコの回勅『ラウダート・シ』で示されるインテグラル・エコロジーの歩みをともにするためのサポートを行っています。このサイトでは、インテグラル・エコロジーに関するさまざまな情報提供のほか、皆様からお知らせいただいた取り組み等の情報共有、諸活動への呼びかけを行っています。※「ラウダート・シ」実践のヒント
日本カトリック司教団文書『見よ、それはきわめてよかった―総合的なエコロジーへの招き』出版記念シンポジウムの動画が、カトリック東京大司教区のYouTubeチャンネルで公開されています。
※動画視聴はこちら
また、日本カトリック司教協議会より文書が公開されています。「キリスト者の共同体として、わたしたちは、すべてのいのちを守り、知恵と勇気をもってあかし」していきたい(前教皇フランシスコ、東京ドームミサ説教)。一人でも多くの人が、この呼びかけにこたえてくださることを、心から願っています。
※公開文書はこちら
教皇やバチカンの動きをはじめ、国内外のカトリック教会に関するニュースを、どなたでも無料で読むことができます。
※「カトリックジャパンニュース」
第267代ローマ教皇を選ぶコンクラーベにより、米国出身のロバート・フランシス・プレヴォスト枢機卿が新教皇に選出されました。新教皇はレオ14世を名乗りました。コンクラーベ開始2日目、午後の1回目(最初から数えて4回目)の投票による選出でした。新教皇レオ14世は、1955年9月14日生まれの69歳。米国イリノイ州シカゴ出身の聖アウグスチノ修道会会員で、同会総長、チクラヨ教区(ペルー)司教、教皇庁司教省長官、ラテン・アメリカ委員会委員長などを歴任し、2023年に枢機卿に叙任されています。新教皇の略歴については、こちらをご覧ください。
※新教皇レオ十四世(ロバート・フランシス・プレヴォスト)略歴(カトリック中央協議会)
<コンクラーベ:2025.5.7~>
※コンクラーベ初日:枢機卿ら集い「ローマ教皇選挙のためのミサ」(2025.5.7:VaticanNews)
※コンクラーベ会場・システィーナ礼拝堂と「涙の部屋」(2025.5.7:VaticanNews)
※コンクラーベ開始、有権枢機卿らシスティーナ礼拝堂に入る(2025.5.7:VaticanNews)
※コンクラーベ2日目午後:新教皇の選出を告げる白煙(2025.5.8:VaticanNews)
※第267代ローマ教皇、レオ14世(2025.5.8:VaticanNews)
※レオ14世、新教皇選出後、最初のメッセージと祝福(2025.5.8:VaticanNews)
※ビデオ:新教皇選出の白煙から、教皇名発表、レオ14世の祝福まで(2025.5.8:VaticanNews)
※第267代ローマ教皇レオ14世:初の米国出身の教皇(2025.5.8:VaticanNews)
※ビデオ:新教皇レオ14世、枢機卿団から祝福を受ける(2025.5.9:VaticanNews)
※レオ14世の教皇職開始記念ミサ、5月18日に(2025.5.10:VaticanNews)

「親愛なる兄弟姉妹の皆さん、深い悲しみをもって、わたしたちの教皇フランシスコの逝去をお知らせしなければなりません。今朝7時35分、ローマ司教、フランシスコは、天の御父のもとに帰られました。同教皇の全生涯は、主と、その教会への奉仕に捧げられたものでした。教皇はわたしたちに福音の価値を、忠実と、勇気、普遍の愛をもって、特に最も貧しい人々や疎外された人々への配慮のもとに、生きることを教えられました。主イエスの真の弟子としてのその模範に計り知れない感謝を捧げつつ、教皇フランシスコの魂を三位一体の神の限りなきいつくしみの愛に委ねましょう」。
※ビデオストーリー:教皇フランシスコ、少年時代から教皇選出まで(VaticanNews)
※ビデオ:教皇フランシスコ、世界の巡礼者として(VaticanNews)
※バチカン宮殿の教皇公邸の扉に封印(2025.4.21:VaticanNews)
※教皇フランシスコの棺、聖ペトロ大聖堂へ、行列と共に移送の儀式(2025.4.23:VaticanNews)
※教皇の棺閉じる儀式、26日、葬儀後に埋葬の儀(VaticanNews)
※棺を閉じる儀式(2025.4.25:Youtube)
※葬儀ミサ(2025.4.26:Youtube)
※教皇フランシスコの葬儀ミサ、バチカンで(2025.4.26:VaticanNews)
※棺の埋葬(2025.4.26:Youtube)
※聖マリア大聖堂で、教皇フランシスコの棺の埋葬(2025.4.26:VaticanNews)
※教皇フランシスコ追悼ミサ・配信(2025.4.27:東京カテドラル聖マリア大聖堂)
<訪日:2019.11.23~26>
※若者とのミーティング(2019.11.25:Youtube)
※東京ドーム ミサ(2019.11.25:Youtube)
※訪日アーカイブ(2019.11.23:VaticanNews)
※訪日アーカイブ(2019.11.24:VaticanNews)
※訪日アーカイブ(2019.11.25:VaticanNews)
※訪日アーカイブ(2019.11.26:VaticanNews)
リンク:バチカンニュース
リンク:Vatican News(Youtube)LIVE
2025年5月の教皇の祈りの意向は、労働の条件のために捧げられている。~2025年5月は、「労働条件」のために、次のように祈る。「一人ひとりが仕事において充実感を覚え、家族の尊厳が保たれ、人間性豊かな社会となりますように」。~「教皇フランシスコは、2025年の祈りの意向の年間資料の中で、5月には「労働条件」のために祈るように招いていました。(抜粋)
マンベルティ枢機卿は、ペトロがイエスから受けた使命とは、愛そのものであり、それは教会とすべての人々に奉仕することであった、と強調。主の愛と恵みに支えられ、力尽きるまでその使命に忠実であり続けた教皇フランシスコの姿に、皆が深い感動をおぼえたと語った。人間よりも神に従う必要を力ある者たちに示し、福音の喜びと、いつくしみ深い御父、救い主なるキリストを、その教皇職と、司牧訪問、自らの態度や生き方を通して全人類に告げた教皇フランシスコを同枢機卿は回顧。復活祭の日、バチカンの大聖堂の祝福のロッジアで、教皇フランシスコの近くにいたマンベルティ枢機卿が見たものは、教皇の苦しみはもとより、神の民に最後の最後まで仕えることを望むその勇気と固い決意であったと振り返った。(抜粋)
「奉献生活の年」(2015年)に、教皇フランシスコが「世界を目覚めさせてください。奉献生活の特徴は預言性にあるからです」と奉献生活者たちに呼びかけた言葉をアルティメ枢機卿は回想。故教皇は、現代の無理解と神の欠如を前にペトロや使徒たちのように主の証し人となるように、夜を見張り曙を知る歩哨となるように、兄弟姉妹たち、特に貧しい人たちの中に主を見出す、純粋で自由な心を持つようにとわたしたちに願われた、と振り返った。 そして、同枢機卿は、復活の主に希望を置き生きるこの教会において、皆が聖霊の導きのもとに、宣教的な弟子、御子の証し人となることができるよう、教会の母、マリアの取り次ぎを祈った。(抜粋)
第9回全体会議は、午前9時、共同の祈りをもって始まった。同会議には、177人の枢機卿が出席、そのうち有権枢機卿は127人であった。会議中26人が発言し、特に教会と司牧をめぐり様々なテーマに言及した。そこでは、教会の二つの務めとして、内部の交わりを生き、証しするという役割と、世界に兄弟愛を推進するという役割が考察された。また、教皇フランシスコの教えと、その在位中に開始されたプロセスを感謝をもって思い起こし、それらを継続し守る責任が強調された。この他、次のようなテーマが挙がった。
-地方教会間の協力と連帯
-教皇との関係における教皇庁組織の役割
-教会と教皇の平和への奉仕
-変化と希望をもたらす手段としての教育の価値
-聖年をめぐる考察 など
次教皇をめぐり、預言的精神と、「自己閉鎖に陥らず外に出て、希望を失った世界に光をもたらす教会」を指導する能力が期待された。シノドス性と協働性など、ここ数日すでに向き合ったテーマも再び取り上げられた。(抜粋)
枢機卿団の第8回全体会議が、5月2日(金)、バチカンのシノドスホールで行われた。~議題に上がった主なテーマは、「教皇フランシスコの在位期間の中心でもあった福音宣教について」、「兄弟的交わりにおける宣教的教会」、「特に若者などに対しいかに福音を伝えるか」、「東方教会の苦しみと証し」、「小教区から教皇庁に至るまであらゆるレベルにおける福音の効果的な伝え方」、「証しと一致の必要『互いに愛し合うならば、それによってあなたがたがわたしの弟子であることを、皆が知るようになる』(ヨハネ13,35)」、「証しを害するリスク、性的搾取と金融スキャンダル」、「典礼の中心性」、「教会法の重要性」、「シノドス性と協働性」、「シノドス性と宣教」、「シノドス性と世俗主義」、「ヨハネ・パウロ2世、ベネディクト16世、フランシスコ:教皇間の継続性の解釈」「宣教の鍵としてのエウカリスチア」などであった。(抜粋)
2025年度の復活祭を迎え、教皇フランシスコは、ローマと世界に向け、メッセージと祝福をおくられた。~親愛なる兄弟姉妹の皆さん、主の復活において、死と生は驚くべき決闘の場で対峙しました。しかし今、主は永遠に生きておられ、わたしたちもまた終わりのないいのちに参与すべく召されている、という確信を与えてくださいます。そこでは武器の轟音も死のこだまも聞こえません。すべてのものを新しくしてくださる唯一のお方に、わたしたちを委ねましょう。すべての皆様に、主のご復活のお喜びを申し上げます。(抜粋)
この2025年の聖年にあたり、「いつくしみの宣教者」として派遣された司祭およそ500人が信者や親族たちとローマを訪れ、各所の巡礼や、国際会議、ミサなどに参加した。~「回心とゆるしを通して、主はわたしたちの目からすべての涙を拭ってくださる。主の御手をもって、教会は罪びとを抱擁し、その御足に沿って、わたしたちはこの地上の巡礼を歩む」と教皇は述べている。教皇は、聴罪師の務めにおいて、注意深く傾聴し、人生を改め、主の元に戻ることを望む人々を受け入れ、その歩みに絶えず寄り添うことができるようにと、司祭らに願われた。(抜粋)
教皇フランシスコは、イタリアの「コッリエーレ・デッラ・セーラ」紙の編集長に宛てた書簡で、平和への努力を訴えられた。~今ではリアルタイムで世界を一つにするコミュニケーション手段を通じて、情報を伝えるべく労力と知性を捧げる貴方とすべての人々を励ましたく思います。皆さんは言葉の大いなる重要性を感じているでしょう。それは単なる言葉ではなく、人間の環境を作り上げるものです。それらはつなぐことも、分裂させることも、真実に奉仕することも、それを利用することもできるのです。わたしたちは、言葉の、心の、そして地球の武装を解かなければなりません。そこでは、内省と冷静さ、複雑さの認識が大いに必要とされています。(抜粋)
教皇フランシスコは、3月13日、選出から12年を迎えられた。教皇フランシスコ(本名:ホルヘ・マリオ・ベルゴリオ)は、2013年3月13日、ベネディクト16世の引退に伴うコンクラーベで、第266代目のローマ教皇に選出された。~教皇は昨年5月、2025年の聖年を布告する勅書『スペス・ノン・コンフンディト』を公布、2024年度降誕祭の夜半のミサで、教皇はバチカンの大聖堂の「聖なる扉」を開き、「希望の巡礼者」をテーマとする聖年の開幕を告げた。世界に広がる紛争や暴力に対し、教皇は一貫して対話をとおした平和構築をアピールされ、現在もウクライナ、パレスチナ、イスラエル、レバノン、ミャンマー、スーダン、コンゴ民主共和国をはじめ、世界のすべての場所に平和の賜物を祈られている。(抜粋)
教皇フランシスコは、教皇庁立生命アカデミーの総会参加者にメッセージをおくられた。~今日の「複合危機」の背景で絡み合う、戦争、気候変動、エネルギー、感染症、移民現象、技術革新などの多様な問題を列挙。わたしたちの生活に様々に関与してくるこれらの複合的な危機を前に、世界の未来をどう解釈すべきかを問わざるを得ない、と述べている。~変化に対する、個人、社会の根深い抵抗を真剣に分析しなければ、われわれは他の危機と同じことを続けるだけだろう~もう一つの重要な一歩は、いつもの安心や習慣や恐れにしばられて不動でいないこと、そして、科学の知識の貢献に注意深く耳を傾けること~先のシノドスでの体験を回想しつつ、傾聴という姿勢の重要さを改めて提示。~複雑で地球規模の危機に直面しているわたしたちは、希望が持つこのような共同体的側面のためにも、グローバルな広がりを持つ手段を重要視する必要がある、と強調された。(抜粋)
「芸術家と文化の世界のための聖年」のミサがバチカンで祝われた。~ 芸術と文化に携わる人々に、「皆さんはイエスの説教の革命的ビジョンの証し人となるように召されている」と教皇は語りかけ、「皆さんの使命は、美を創造するのみならず、歴史の襞に隠された真・善・美を明らかにし、声なき人に声を与え、苦しみを希望に変えること」と励まされた。「新たな壁が築かれ、違いを互いを豊かにする機会とせずに、分裂の口実とする時代にあって、皆さんは橋を架け、出会いと対話の場を作り出し、精神を照らし、心を温めるように召されている」と述べつつ、教皇は「福音に導かれた、新しい世界を告げる芸術」の開花を祈られた。(抜粋)
子どもの権利をめぐる「世界リーダー・サミット」が、バチカンで開催された。~教皇は開会の言葉で、今日、いまだ無数の子どもたちの生活が、貧困・戦争・教育の機会の欠如・不正義、搾取によって傷つけられている現状を直視された。~わたしたちが残念ながらこのところ毎日目にしているように、子どもたちが爆撃の下で亡くなり、権力や、イデオロギー、ナショナリズムの偶像の生け贄にされていることを決して認めてはならない、と教皇は述べ、「子どものいのちはかけがえのないものであり、子どもたちのいのちを奪うことは、未来を否定すること」と強調された。~「今日、暴力や、搾取、不公正の中で生きる子どもたちの声に耳を傾けることは、戦争や切り捨ての文化に対する、われわれの『ノー』を強めることにつながる」と述べた教皇は、「子どもたちは観察し、理解し、記憶する。そして、その表情と沈黙で、わたしたちに語りかけている。子どもたちに耳を傾けよう」と呼びかけられた。(抜粋)
現在、バチカンと完全な外交関係を結ぶ国は184カ国。これらに、欧州連合とマルタ騎士団が加わる。~世界が数多くの紛争や恥ずべきテロ行為の中で新年を迎えたことを遺憾としつつも、この聖年を背景に「希望の外交」を提示しながら、対話による平和構築を訴えられた。~世界戦争の脅威がより具体化するのを前に、外交の召命は、「不都合な」相手や、正当な交渉相手と認められていない人をも含む、すべての人との対話を促進することであり、これが憎しみや復讐の連鎖を断ち切る唯一の道である、と教皇は述べた。~「キリスト教的観点から、聖年とは恵みの時である」と述べた教皇は、2025年が真理、赦し、自由、正義、平和に満ちた、恵みの年となることを切に祈られた。(抜粋)
多くの挑戦を前に、神はとどまることはない。神は、損得計算なく、無条件に、すべての人、わたしたち一人ひとりに到達するために、あらゆる方法を見つけられる。神は、人類の最も暗い夜でさえも、光の窓を開けられ、その光を闇が覆うことはない(参照 イザヤ9,1-6)。これは特に、光と、希望、平和を大いに必要とし、人類が複雑な状況を作り出し、そこから抜け出せないように思われる今日、わたしたちをなぐさめ、力づける現実である。~いのちに「はい」と答え、いのちをもたらすことを選びながら、希望のメッセンジャーとなるようにとわたしたちを促している。皆でこれを実行しよう。これが救いへの道である。さあ、年の初めに自問しよう。自分が置かれた環境や人間関係の中で、どのような方法で、光の窓を開けることができるだろうか。どんな場所で、神の愛を伝える光となれるだろうか。イエスに導く星であるマリアよ、すべての人のために、御父の愛の輝く証しとなれるよう、どうかわたしたちをお助けください。(抜粋)
COP29の参加者らに精神的な寄り添いを表された教皇は、同会議が、自らの利益に固執する態度を超えた視点を持ち、人類のための善と、神がわたしたちに世話と責任を委ねられた「共に暮らす家」を中心に据えることができるようにと励まされた。もはやこれ以上の遅れは許されないこと、被造物の保護が今日の最も急務の課題の一つであることを、科学的データは明らかに示している、と教皇は述べた。同時に教皇は、環境保全が平和の維持と緊密に結びついている事実を認識するように招かれた。~多国間の機関への失望と、壁を築く風潮が高まる中でこのCOP29が開催されたことに触れ、相互に繋がった同じ地球村の唯一の家族の一員として行動、生活すべきところに、個人、国家、権力集団のエゴイズムが不信と分裂の傾向を煽っている、と警告された。~「今、無関心でいる時間はない。自分は関係ないと、距離を置き、構わないでいることはできない。これは今世紀の正真の課題である」と訴えられた。(抜粋)