2026年3月の教皇の祈りの意向は、「武装解除と平和」をテーマに、次のように祈る。「各国が有効な武装解除、特に核武装の解除に向けて動き、世界の指導者たちが暴力ではなく対話へと歩みを進めていきますように」。(抜粋)
教皇による祈り
父と子と聖霊のみ名によって。アーメン。
いのちの主よ、
すべての人間を御自身の姿に似せて造られたお方よ、
あなたがわたしたちを戦争のためでなく、交わりのために、
破壊のためでなく、兄弟愛のために造られたと信じます。
弟子たちに「あなたがたに平和があるように」と挨拶された主よ、
わたしたちにあなたの平和と、
歴史の中でそれを実現する力をお与えください。
今日、わたしたちは世界の平和を願い国々が武器を放棄し、
対話と外交の道を選ぶよう祈りを捧げます。
わたしたちの心から憎しみ、怨恨、無関心を取り除き、
わたしたちを和解の道具としてください。
恐れにあおられた統制からではなく、
信頼と、正義、そして人民間の連帯から、
真の安全が生まれることを理解させてください。
主よ、諸国の指導者たちを照らしてください。
彼らが死の計画を放棄する勇気を持ち、
軍拡競争を止め、
最も弱い立場の人々のいのちを中心に考えることができますように。
核の脅威が人類の未来を二度と左右することがありませんように。
聖霊よ、わたしたちを日々の平和の誠実で創造的な構築者としてください。
わたしたちの心において、わたしたちの家庭において、
わたしたちの共同体において、そしてわたしたちの街において。
一つひとつの優しい言葉、和解の態度、
対話の選択が、新しい世界の種となりますように。
アーメン。
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「和解した者だけが武装しない生き方ができる」 2026-03-13
教皇レオ14世は、ゆるしの秘跡をめぐる内赦院主催のセミナー参加者とお会いになった。~内赦院は、特に良心問題や免償(教会の与える有限の罰の償いの免除)に関する問題を扱う、教皇庁の裁判所の一つである。~教皇は、「洗礼を受けた人々がゆるしの秘跡を積極的に求めないことは、限りない教会のいつくしみの宝が使われずに残っているのと同じこと」と指摘。信者たちが信仰と心の素直さをもって告解室に向かい、復活された主の賜物を受け入れることをせずに、長い間罪の状態に留まっていることがないよう、1215年の第4ラテラン公会議で制定され、第2バチカン公会議でも確認された、一年間に最低1回はゆるしの秘跡に与るというすべての信者の義務を改めて示された。~ 「神との、教会との、そしてわたしたち自身の内なる一致というこのダイナミズムは、人々と民族間の平和の基盤となるもの」と教皇は述べ、「和解した者だけが、武装しない生き方、武装を解かせる生き方ができる」と強調。うぬぼれという武器を捨て、神のゆるしにより絶えず自らを新たにする人は、日々の生活の中で和解を築く者となり、アッシジの聖フランチェスコのものとされる「主よ、わたしをあなたの平和の道具としてください」という言葉を、自らの中で実現することができるだろう、と話された。
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イエスのように真理と正義に飢え渇く人類に奉仕する 2026-03-12
イエスはわたしたちの飢えに対する神の答えです。イエスがサマリアの女に示したとおり、イエスとの出会いは一人ひとりの心の奥深くで「永遠のいのちに至る水がわき出る」(ヨハ4・14)ように働きかけます。現代においても、どれだけ多くの人がこの霊的な泉を求めていることでしょうか。若きエティ・ヒレスム(1914-43年)は日記にこう書き記しています。「実際のところ、わたしの心の中には深い井戸がある。そして、神はそこに住んでいる。ときどきわたしもそこにいる。しかしたびたび石や砂利が井戸をふさぎ、神はその下に埋もれてしまう。そのときは、もう一度神を掘り出さなければならない」。親愛なる友人の皆様。心を自由にするために用いる以上によい力の用い方はありません。だから四旬節は恵みの時なのです。四旬節の第三週に歩み入ったわたしたちは、今や歩みを強めることができます。~姉妹兄弟の皆様。今日、教会の母であるマリアに願い求めます。わたしたちがイエスとともに、イエスと同じように、真理と正義に飢え渇く人類に奉仕することができますように。今は神殿どうし、「わたしたち」と「他の人々」の間で対立すべき時ではありません。神が求めておられる礼拝する者とは、霊と真理をもって神を礼拝する(ヨハ4・23-24参照)、平和の人です。(抜粋)
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イラン:「平和は相互の脅威や武器では築かれない」 2026-03-01
教皇レオ14世は、中東の劇的な情勢に深い懸念を表明。暴力の連鎖が取り返しのつかない深淵と化す前にこれを止める道義的責任を呼びかけ、外交が本来の役割を取り戻すことを願われた。~「安定と平和は、相互の脅威や、破壊と苦しみと死をもたらす武力によってではなく、理にかなった、公正で、責任ある対話によってのみ築かれる」~外交が本来の役割を見出し、正義に基づく平和的共存を切望する人々の幸福が促進されることを願いながら、教皇は平和のために祈り続けるよう信者らに呼びかけられた。 こうした中、教皇は、パキスタンとアフガニスタン間の最近の衝突にも憂慮を示され、一刻も早い対話の再開をアピールされた。「世界中のあらゆる紛争において調和がまさるように」と、皆を祈りに招かれた教皇は、「神の賜物である平和だけが、人民間の傷をいやすことができる」と強調された。
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