神とともに

南米のクリスマス

南米のペルーやメキシコでは、国民の約90%がカトリックのクリスチャンで、クリスマスは年中行事の中でももっとも大事にされています。クリスマスイブの24日は、早々に仕事を切り上げ、イエス様の生誕のお祝いを準備するそうです(ちなみに25日は祝日。羨ましい !)。

新年は友人と過ごしたとしても、神聖なクリスマスイブの夜は、きまって家族全員が集まり過ごすそうです。少し遅め(22時ごろ)に始まるクリスマスの食事は、七面鳥の丸焼き、ミルクチョコレート、パネトンと呼ばれる菓子パン、アップルワインなど。クリスマスプレゼントは、渡す相手の名前をつけてツリーの下に置きます。
南米のクリスマスの季節は夏で、この日だけは子供たちも寝ずに25日を迎え、0時を過ぎると一斉に花火を鳴らして盛大に祝うのだそうです。

南米のクリスマスの習慣として、各家庭では、イエス降誕の場面を再現したジオラマや聖家族像などを玄関から正面にあたる場所に飾り、25日は玄関のドアを開けっ放しにして、お祈りと歌を捧げにまわってくる子どもたちをもてなすのだそうです。その子どもたちは、お菓子やプレゼントをもらい、また、次の家庭をまわる。地域ぐるみでクリスマスを祝う、そんな温かい楽しそうな光景が目に浮かびます。
南米の方々は、日本ではこのような盛大なお祝いができずに少し残念そうです。ぜひともクリスマスのミサを通していろいろな方々と交わり、一緒にイエス様の生誕をお祝いしましょう。


フィリピンのクリスマスの思い出

毎年、待降節にはクリスマスツリーと、ランタン(タガログ語でパロール)の色とりどりの光で家を飾ります。また、子どもたちがクリスマスの願い事を書いた短冊の入ったクリスマスソックスも飾ります。
12月16日から24日まで、朝5時から、あるいはもっと早くから始まる9日間のAguinaldoMasses(アギナルド・9日間のミサ)に参加します。ミサ後の帰宅途中には店が出ているので、暖かいpandesal(パンデサル・フィリピンのパン)や、putobungbong(プートブンボン・フィリピンのクリスマスの珍味)を頂きます。
クリスマス・イブは、家族や友人、親戚といっしょに感謝の祈りでお祝いを始めます。祈りのあと、NocheBuena(ノーチェブエナ…イブのミサ後の最初の食事)で、それぞれの家庭が特別に用意した美味しい料理やプレゼントを持ちより、皆で分かち合います。
私たちにとってクリスマスは、愛と赦しと分かち合いの時です。家族の絆を強め、友人との情報交換、わくわくしながらのプレゼント交換。こうして幸せな良質のひとときを過ごします。
フィリピンの伝統的なクリスマスは忘れられません。日本にいるので少しさみしいです。待降節からクリスマスの期間こそ、家庭の温かさ、クリスマスの精神を心から感じます。

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