カトリック平塚教会 50周年記念誌

平塚教会の思い出

第二代 平塚カトリック教会主任司祭
ケビン・デバイン

平塚教会の皆様、創立50周年祝典おめでとうございます。その50年の間共同体が大きくなって、大人数でこの日を迎えるのも二重の喜びでしよう。
私が平塚にはじめて着いた日は今もはっきり憶えています。藤沢教会へ任命されたバーク神父からバトンを受けて、二代目の主任になったのは1955年7月でした。迎えに出た長・・さんと 山・・さんは私のわずかな荷物を中へ運んでくれました。まだ結婚していなかったと思います。平塚で私の初めての結婚式は長・・さんのだったかもしれません。その2年半に信者さんの結婚は5、6組ありました。坂・・さんの結婚式がそのひとつでしたが、悲しいことに奥様が最近亡くなりました。私はその遺骨を国府津教会の納骨堂に納めました。

私が就任した時、信者数はまだ60人前後だったと思いますがその後の2年半のあいだ研究会を開くたびごとに、1015人が集まりました。その中から洗礼を受ける人は少なくありませんでした。教会の近くの結核病院、否雲堂の中にも研究会を開いていました。その患者さんの中にも、受洗なさる方がいました。

ロザリオも思い出のひとつです。月に2回日曜日の晩、順番に信者さんの家に集まって、いっしよにロザリオを唱えました。当番の家族の「願い事」のために。それから聖書または教理の短いお話し、お茶とお菓子。信徒たちがお互いに知り合う良い機会でした。皆が神父と一緒に帰ることが規則でした。

聖堂と司祭館が狭かったので皆が友人を招待して自由に集まる場所が欲しかったので、とうとう出来上がった信徒会館はよく使いました。日曜学校になり、青少年の集会所になり、時として 楽しい劇場にもなりました。 聖堂の外壁のプラスターの塗り替えが次の課題でした。それから窓にステンドグラスが入って もう少し教会らしくなりました。結婚式の申し込みが増えたのもそのためだったでしようか。改造する間はごミサは会館で行われました。改造の費用の一部を払うために婦人会と数人の男の方たちがバザーを開きました。本当にありがたく思いました。

短い期間だったのですが楽しかった毎日でした。40数年経った今もその頃作った友人を忘れていません。平塚教会の益々の繁栄と神の豊かな祝福が皆様の上にありますように祈っています。

平塚教会創立50周年によせて

第九代 平塚カトリック教会主任司祭
ノエル・M・ドイル

創立50周年式典おめでとうございます銀祝は私の頃に行いましたがその後の25年はアッと言う間に過ぎてしまいましたね。その時の 祝いの為に聖パトリックの数百枚の小さな御絵をという注文がありましたので、私の妹はそれを 集める為にダブリン中を探し回ったのです。記念に植えられたソテツが教会の共同体のようにど んどん成長しているでしょうね。皆が若くて、エネルギーのあふれる時代でしたが今も多くの方々は同じ勢いで神の仕事に励んでいるに違いないと思います。

今振り返ってみると、先ず浮かんでくるのは天に召された方々の顔でしよう。長・・さん、松・・さん、西・・さんや私を助けてくださった数々の信者さん。安らかに憩わん事を。その次が典礼の刷新、第一に祭壇の向きを変えること。横浜教区で私たちが最後だったでしよ うか聖堂の修理もありました。しばらくの間、人気が続いたテニスコートもありました。懐かしい思い出は数々あります。キャンプ座間のパーベキュー、サマースクール、パーティー、礼式、、お葬式、結婚式。特に信者さんでない方同士の結婚式も多く挙げました。私が世話をしていた病人の顔も浮かんできます。教会の成長はその病人の方々の祈りのおかげだと私は確信しております。この50年の間、他の教区に移った信徒もたくさんありますが、時々移転先の教会でお会いしています。

平塚教会に勤めていた間中、1979年に手術を受けるまで、私は背中が痛んでいました。その時、私の手となり足となってくれた信者の皆様にここに感謝の意を表したいです。本当にありがとうございました。

今は未来へ日を向ける時期でもあります。平塚教会がますます成長していくのを楽しみにしております。人間は計画を立てても神様がまとめて下さるのですが、来年、皆が夢見ていた新しい聖堂が出来上がります。私の頃も欲しかったのですが、今こそ必要です。

この50年の間、神は平塚教会の共同体にたくさんのお恵みを下さったのです。これからも守ってくださるに違いありません。私たちがここで作った友情と愛の絆を大切にしましょう。お別れのない天のふるさとに皆が集まる日まで。
平塚教会の数々の思い出は私にとって宝物です。皆様に心から感謝しております。50周年の祝いに当たって皆様と皆様のご家族に神がたくさん、たくさんの恵みを下さるように祈っています。

「人生は答案を求める難題のようなものではなく、 不思議と神秘に満ちた味わうべきものなのです。」


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