人としてマリアは苦しんでいる人たちに深い憐れみを示しました。マリアは、神の寛大さと信義を信じ、「人はたとえ困難があっても、その困難に打ち勝つことが出来る」という希望を持っていました。カナの結婚式の逸話は、マリアの神に対する信頼のすばらしい例であると思います。マリアは結婚式でワインが足りなくなっていることを知り、このままでは花婿花嫁がとても困ると思いました。マリアはイエスに近づいて、何とかしてほしいと頼みました。イエスは、まるでマリアを叱っているように「まだ自分の時は来ていない」と言いました。しかしながら、マリアは召使にイエスが彼らに命じた通りにするようにと指示しました。被昇天に際して、苦しんでいる多くの人たちにとって、マリアが希望と慰めの源であるように祈りましょう。