第六地区堅信式のご案内
今年の秋、10月28日(日)に、第六地区の合同堅信式が、梅村司教様司式により、平塚教会で行われます。第六地区では、堅信式は4年に一度行われるので、梅村司教様が平塚教会にお越しになるのも、4年ぶりのこととなります。
堅信の対象者は、幼児洗礼を受けた中学・高校生と、洗礼を受けたがその後堅信を受けていないすべての大人です。今回該当する中学・高校生には、すでに教会からご案内をお送りしています。大人の方にはご案内はお送りしませんので、堅信を受けておられるかどうか、ご自身で思い出していただき、受けておられないようでしたら、ぜひこの機会に、テハン神父様かシスター山中までお申込みださい。
平塚教会では、もうかなり前から、大人が入信する場合には、「入信式」のなかで洗礼と堅信と聖体の秘跡をいっしょに授けております。しかし、昭和の時代に洗礼を受けたか、他の教会で洗礼を受けた方の中には、まだ堅信を受けていらっしゃらない方がおられますので、ご確認ください。また、幼児洗礼の方でも、中学・高校生の時にタイミングが合わず、堅信を受けていない方がおられますので、ご確認ください。
平塚教会では、堅信の準備は7月下旬から8月に予定されている、1泊2日のキャンプの中で行います。また、そのキャンプに参加できなかった方のために、8月から9月にかけて、3回のプログラム(1回90分程度)が、平塚教会で用意される予定です。これらのプログラムは、日程が決まり次第発表します。
また、平塚教会の準備プログラムに都合が合わない方は、第六地区の他の教会の準備プログラムに参加して、堅信を受けることもできます。
堅信とは何か? その祭儀の中心は?
ここで、堅信とは何かを、簡単におさらいしておきましょう。
堅信とは、洗礼によって神の子とされたキリスト者を、聖霊降臨の恵みにあずからせ、勇気あるキリストの使徒とする秘跡です。この堅信の秘跡によって、聖霊のたまものが豊かに与えられ、特別に力ある者とされます。また、霊魂には消えない霊印(カラクテル)が刻みつけられ、より完全に教会と結ばれ、キリストの復活の証人として、ことばと行いによって福音をのべ伝え、この世界と社会を聖化し、福音化するために働く恵みが与えられます。
堅信の秘跡を授ける祭儀の中で、もっとも重要で中心的な部分は、司教あるいは司祭が按手しながら受堅者の額に行う聖香油の塗油と、その際に唱える、「父のたまものである聖霊のしるしを受けなさい」ということばです。この部分が、秘跡の本質を構成しています。
10月28日の堅信式に向けて、堅信を受ける人もそうでない人も、共同体全体で準備を進めていきましょう。
参考資料:『カトリック教会の教え』(カトリック中央協議会)