典礼部・冠婚葬祭時のお手伝いについて
教会で結婚式を望む人たちは、教会へ申し込みをし、結婚の準備講座に参加することが必要で、神父様からキリスト教における結婚観について、教えを学びます。時期をみて、ご当人たちがどのような結婚式になさりたいか、スタッフと打ち合わせをします。
先唱者・オルガニスト・侍者 ( ミサのあるとき ) をきめ、リハーサルの日を経て、いよいよ挙式当日となります。
当日、スタッフは式の始まる1時間前に集まり役割分担します。聖堂のセッティングはスタッフ皆でします。祭壇の上に必要なもの(ミサのあるときはその準備)を用意、中央通路に飾り付けをします。聖堂玄関から祭壇までに赤いじゅうたんを敷き、花をかざります。中央通路の花を飾る白いスタンドは、帰天なさったエリックさんが作ってくださったものです。花のいれかた・リボンの結び方を、材料も用意してくださった A・Mさんに習いながら、いつも新鮮な気持ちで、準備しています。
式後、「ありがとう」「おめでとう」 聖堂玄関でかわされるご挨拶、笑顔がいっぱいはじけます。神様のお恵みがたくさんありますように。
教会へ訃報が入ったら、
『ご逝去なさった方のお名前(洗礼名も)・地区名、帰天日、通夜・葬儀告別式の日時と場所』を確認し、スタッフへ連絡します。
二日間の先唱者・オルガニスト・侍者の手配をし、遺族の方々に式の流れをお話します。聖堂のセッティングは葬儀社がします。スタッフの役割もたくさんあり、滞りなく葬列が門をでるまで、こころをこめて、お手伝いをしております。
後日、参列なさった未信者のお一人が「始めて教会の葬儀に参列して、とてもよいお見送りができました。神父様のお話も心にのこっています」と言われました。
いずれの時も、カトリック信者でない方がたくさんお見えになります。いらした方々の心に、キリストを運ぶこと・ささやかな福音宣教が出来ること、のお手伝いも、すこしですが、しているのかな ? と思ったりもしています。