
「わたしたちの希望、イエス・キリスト」をめぐるカテケーシスでは、「III.イエスの過越 2.裏切り『まさかわたしのことでは』(マルコ14,19)」をテーマに、教皇による考察が行われた。~親愛なる友人の皆さん、「まさかわたしのことでは」というこの問いは、おそらくわれわれが自分自身に向けることができる、最も誠実な問いの一つでしょう。これは素朴な者の問いではなく、自らの脆さを知った弟子が発する問いです。それは、罪を犯した者の叫びではなく、愛したいと望みながらも、傷つけることもできると知る者のつぶやきです。そして、この自覚のもとに、救いの道は始まるのです。~謙遜で、傷つき、常に誠実なこの神の愛にたどり着くことができるならば、そこでわたしたちは真に生まれ変わることができるのです。そして、もう裏切り者としてでなく、常に愛された子として生き始めるのです。(抜粋)
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