
教皇はシノドス的な方法を持って、今後も追求すべきいくつかの目標を提示。まず、最初に、「キリスト教生活の開始期と福音宣教の関係に留意」することを挙げられ、受洗しキリスト教生活を始めたばかりの人々、また洗礼を望む成人たちに特別に注意を払い、これらの人々の信仰生活を総合的に育てていくための様々な角度からのケアの必要を述べられた。次に教皇は、「若者や家族を参加させる」ことの重要性に触れ、人々をキリスト教生活へ導き、人生の様々な段階に寄り添い、意味ある人間関係を形成し、貧しい人たちや弱い立場にある人たちへの奉仕を通じ社会の構築に影響を与える、学び舎としての司牧活動を望まれた。最後に、教皇は「あらゆるレベルにおける育成」の必要を指摘。小教区で、聖書と典礼をめぐる育成プロセスはもとより、社会正義、平和、移民問題、被造物の保護、良き市民としてのあり方、夫婦生活の尊重、精神的な苦しみや依存症など、新しい世代や、皆に関わる問題にも関心を向ける機会を与えることを勧められた。(抜粋)
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