
年間第19主日、教皇は祈りの前の説教で、この日の福音朗読箇所、ルカ福音書の一節(ルカ12,32-48)から、特に「 自分の持ち物を売り払って施しなさい 」(同12,33)というイエスの言葉を観想された。~すなわち、イエスは、神が与えてくださった恵みを独り占めせず、それを他者のために、特にわたしたちの助けを最も必要としている人たちのために寛大に用いるようにと勧められます。それは、単にわたしたちが持つ物質的なものを分かち合うことにとどまりません。わたしたちの能力や、時間、愛情、存在、共感する力を活用することでもあるのです。つまりそれらは、神のご計画において、わたしたち一人ひとりをかけがえのない、値踏みのできない、生きた、鼓動する財産とする、すべてのものです。~家庭、小教区、学校、職場など、たとえどこにいても、愛するための機会を失わないように努力しましょう。これが、イエスがわたしたちに気をつけるように求められることです。それは、イエスがわたしたちに対しいつもそうであるように、わたしたちも互いに、関心を持ち、機敏で、よく気がつくように、それを習慣とすることです。(抜粋)
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