「善いサマリア人」のたとえを観想、教皇一般謁見

「わたしたちの希望、イエス・キリスト」をめぐるカテケーシス中の「イエスの生涯・たとえ」の考察で、「善いサマリア人」のたとえをテーマに講話された。~物事の見方を変え、希望に向けて自らを開く機会をつくる福音のたとえをめぐり、観想を続けてまいりましょう。しばしば、希望が持てないのは、ある種の硬直した、閉鎖的な考え方への固執が原因であったりします。こういう時、福音のたとえの数々は、物事を違った視点から見ることを助けてくれます。~親愛なる兄弟姉妹の皆さん、いつわたしたちも自分の旅を中断して、憐れみを持つことができるでしょうか。いつ道端に傷ついて倒れたその人が、わたしたち自身でもあると気づくことができるでしょうか。イエスがわたしたちを介抱するために毎回立ち止まってくださったこと思い出すならば、わたしたちもより憐れみ深くなれるでしょう。祈りましょう。わたしたちが人間性において成長し、互いの関係がより本物の、憐れみに満ちたものとなりますように。わたしたちがキリストご自身と同じ思いをもっと持てるように、キリストの聖心にその恵みを願いましょう。(抜粋)

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