
教皇レオ14世は、2025年度の主の降誕の祭日を迎え、バチカンの聖ペトロ大聖堂で日中のミサをとり行われた。~ 「新しい一日が始まった。わたしたちもこの転換の時に参与している。まだ誰も信じていないように見えても、平和は存在し、すでにわたしたちの間にある」と教皇は呼びかけた。「言(ことば)は肉となって、わたしたちの間に宿られた。今や肉は語り、わたしたちと出会いたいとの神の望みを叫ばれる。言はわたしたちの間にその儚い幕屋を建てられた」と教皇は主の降誕を観想。~ 「他者の脆さがわたしたちの心に染み入り、他者の苦しみがわたしたちの揺るぎない確信を打ち砕く時、そこにすでに平和は始まっている」とレオ14世は強調。「神の平和は、受け入れられた幼子の泣き声、耳を傾けられた嗚咽から生まれる。それは、新たな連帯を願う廃墟の間に、預言のように歴史の流れを変える夢やビジョンから生まれる」と話された。「わたしたちが独白を中断し、傾聴によって豊かにされ、他者のありのままの肉を前にしてひざまずくとき、平和が訪れるだろう」と教皇は説かれた。(抜粋)
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