御手に委ねること

【日本の教会の動き】

次に、国内に目を向けてみましょう。自粛期間中に日本の教会でも様々な動きがありました。拡大のただ中で」という談話を発表しました。

・4月3日、日本カトリック司教協議会は、「新型コロナウイルス感染拡大のただ中で」という談話を発表しました。その中で、司教団が認可した下記の祈りを紹介しています。

 新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り

いつくしみ深い神よ、新型コロナウイルスによる感染拡大によって、今、大きな困難の中にある世界を顧みてください。病に苦しむ人に必要な医療が施され、感染の終息に向けて取り組むすべての人、医療従事者、病気に寄り添う人の健康が守られますように。亡くなった人が永遠のみ国に迎え入れられ、尽きることのない安らぎに満たされますように。不安と混乱に直面しているすべての人に、支援の手が差し伸べられますように。希望の源である神よ、わたしたちが感染拡大を防ぐための犠牲を惜しまず、世界のすべての人と助け合って、この危機を乗り越えることができるようお導きください。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。希望と慰めのよりどころである聖マリア、苦難のうちにあるわたしたちのためにお祈りください。

・5月23日、若者たちが「テゼの祈り」のオンラインでの集いを行いました。短い歌と黙想による「テゼの祈り」を、互いに離れていても共に祈れるように工夫した形で行いました。参加したのは、カリタス南三陸ベースのボランティアや、全国の若者が集う「ジャパン・ユース・デー」の関係者などでした。

・5月24日、「語り合おう!教会の未来のつくりかた」をテーマにしたオンライン座談会が行われました。全国12教区から、他宗派の信者や非信者も含めて、50人余りの若者が参加しました。

・5月31日、晴佐久昌英神父(東京教区)と片柳弘史神父(イエズス会)のオンライン対談が行われました。晴佐久神父は、「『コロナは敵だ!』という言い方は、やめたほうがいいのではないか。コロナウイルスも被造物で、私たちに何かを気付かせようとしている『恩寵』のうちにあると考えてもいいのかもしれない。宣教の方法も、今までのような『教会に密に集めて教える』から、『身近な一人ひとりに丁寧に関わる』という方法に変わる時期だと思う」と、述べました。片柳神父は、「私は、『イエスはどうやって試練を乗り越えたのか』ということを考える。『わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか』というイエスの言葉があるが、(試練の意味は)イエスでさえも分からなかったのだ。コロナに関して安易な答えなどないということだ。信じて乗り越えたとき、初めて意味が分かるのではないか」と語っていました。

・6月9日、コロナ禍で生活困難に陥ったベトナム人を対象にした、電話相談が開始されました。日本カトリック難民移住移動者委員会と外国人技能実習生権利ネットワークが始めたもので、初日に40人以上からの相談がありました。

・カリタスジャパンは、新型コロナウイルス感染症緊急募金を行っています。7月10日現在、約4,200万円の寄付が集まり、26団体に援助が決定しています。募金の詳細や援助申請の方法は、カリタスジャパンのウェブサイトで。 →リンク:新型コロナウイルス感染症緊急募金

・各教区の新型コロナウイルス対応(7月23日現在)

札幌2月27日から公開ミサ等中止。終息までは、一定の条件下でのみ公開ミサを実施。
仙台3月2日から公開ミサ等中止。7月5日以降、準備が整ったところから教会活動再開。
新潟3月4日から公開ミサ等中止。5月24日以降、準備が整ったところから教会活動再開。
さいたま2月27日から公開ミサ等中止。6月21日から段階的に、公開ミサなどを再開。
東京2月27日から公開ミサ等中止。6月21日から段階的に、公開ミサなどを再開。
横浜一律には中止せず、現場の判断にゆだねる。
名古屋3月8日から公開ミサ等中止。6月から公開ミサ開始。状況により他の選択も可。
京都3月2日から公開ミサ等中止。6月からブロックごとに、段階的にミサ等を再開。
大阪2月29日から公開ミサ等中止。5月31日から公開ミサなどを再開。
広島4月19日から公開ミサ等中止。5月31日から公開ミサなどを再開。
高松3月8日から公開ミサ等中止。5月31日から教会活動を再開。
福岡2月27日から公開ミサ等中止。一部の地域を除き、6月1日から公開ミサなどを再開。
長崎2月29日から公開ミサ等中止。5月16日から教会活動を再開。
大分3月1日から公開ミサ中止。5月11日に「主日の公開ミサ中止」を解除。
鹿児島聖週間の典礼は非公開。その後、公開するかどうかは、主任司祭の判断。
那覇ガイドラインで注意喚起。5月24日から公開ミサ再開。

 

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